室堂から山スキー

室堂から弥陀ヶ原まで、山スキーで降りました。

室堂には山岳指導員がいて、職員たちも「指導員と話してから行ってくれ」というので入るポイントと話しを聞きますが、「ほとんど斜滑降で行く事になる」との事で、その通りでした。

エレベーターで室堂バスセンターの３階まで行き、外に出ます。直ぐに大谷の雪壁を回り込むように、上方５０ｍにブル道があって水平に進んで行きます。





ここだけロープが張られています。下には観光客が大勢おり、その上に落ちたら大惨事となるからでしょう。
雪の大谷を過ぎると、転ぶと１００ｍ位落ちる急斜面を斜滑降でずっと行く事になります。
というか、転んだら終わりです。



大谷から見た斜面ですが、この奥の斜面みたいな所の上部をずっと何kmも斜滑降で行く事になります。最初から解っていたら行きませんでしたが。
まー、全くお薦めできません。楽くないです。

九十九折りの道路から何kmも離れた所を直線的に進みます。
やがて弥陀ヶ原の下降地点に出ます。



ここからツガの林の中を左へ左へと滑降していきます。４ｍの物干し竿にピンクテープを貼った物が立ててあり、それを探しながら降りて行きます。
奥は桑崎山です。２００名山で夏に登りました。



途中で見失い、目を凝らして探します。ずっと左下へ滑って行くと、立山荘の所に降ります。
この辺でも道路の雪壁は６ｍあり、降りられません。とにかく道路には近づかない事です。
立山荘から道路反対側にバス駅舎があり、バス券とケーブルカー券を購入、３，０２０円です。
１５時１５分にバスが来て乗車、立山駅に下山します。コルベットで温泉へ向かいます。

室堂のみくりが池山荘の宿泊が事前にとれていれば、立山本山からの山スキーもあったのですが。

まー、面白かったです。