パンクしました

先日夜246号線を走行中、
いつも擦らない場所で豪快に鼻先を
路面に擦りまして、
「変だなあ」
と思いつつ暫く走行しましたところ
激しい振動に見舞われました。
驚いて近場の駐車場に突っ込んで
確認したところ、右フロントタイヤのパンクでした。



久し振りでしたがパンクはこれまで何度もありましたし
いつも近くのスタンドまで走行して
修理してもらい事なきを得ていたので
今回もゆっくりスタンドを探しながら走行することに。

二三キロ走りましたがスタンドが
見当たらず、停車して確認したところ、
更に空気が抜けてかなりヤバそうな状況でしたので
スタンドは諦めて、路上でスペアタイヤに
交換することにしました。



実は運転歴33年目にして初のスペアタイヤですが、
トランクの底をめくり、固定用のボルトを緩めると
すぐに取り出せました。

まあ突然仕事帰りに路上でタイヤ交換は
ハプニングでしたが特に問題無く装着。



しかし・・・空気が抜けている。
なんせ18年前に新車で購入してから一度も触ったことがないから・・

すぐにスタンドに行きましたが既に夜中だったので
パンク修理はやってもらえず、セルフでスペアタイヤの
空気だけ入れることに。



ネット検索したところ、スペアタイヤの空気圧は、
4.2kg/cm2との事。

タイヤにも書いてありました。



初めてのことだったし、圧力の単位が沢山あるので
後で調べて整理しました。

＜単位について＞
1Pa=1N/㎡=(1÷9.8)kgf/㎡=0.1kgf/㎡=0.00001kgf/cm2
1psi=1pond/inch2=0.45kg/(2.54cm×2.54cm)=0.07kgf/cm2
(地球上の1kg=1kgf=1kg×9.8m/sec2=9.8N)

＜スペアタイヤの表示420kPa（60psi）について＞
420kPa =420k×0.00001kgf/cm2=4.2kgf/cm2=4.2kg/cm2
60psi=60×0.07kgf/cm2¬=4.2kgf/cm2=4.2kg/cm2

＜結論＞
純正タイヤ　：2.5kg/cm2
扁平タイヤ　：3.0kg/cm2
スペアタイヤ：4.2kg/cm2

こんな感じで合ってると思うんですが、
単位は何度覚えても記憶が混乱してしまいます。
（自分の記録の為にも細かく記述）

翌日再びスタンドへ行き、パンク修理を依頼したところ、
ビートが外れた引っ張りタイヤ（引っ張ってる分が枠から外れて内側に入ってしまった状態）
はスタンドの設備では元に戻すだけの圧が掛からず、修理はできませんと・・



知らんかった・・

なのでいつもお世話になっているタイヤフィッターさんに行って診てもらいましたところ、
パンクしたあと空気が抜けた状態で結構走ったことで側面まで削れてタイヤが薄くなっているので
もう圧は掛けられず治せません。新品に買い替えてください、との事。



マジかあ・・

という訳で、フロントは一度裏組みもしていたので
左右とも新品に交換することにしました。


タイヤが来るまでの間はこのままスペアタイヤで走ろうか、と考え
念のため携帯している十字レンチでナットの緩みを確認してみましたところ、
めっちゃ緩んでました。危ない・・・

「昨日ちゃんと締めたのになあ。やっぱりスペアタイヤはあくまで緊急用だから
あまり距離を走ってはいけないのかな」

なんて考え、車庫に保管していた予備のタイヤに履き替えたところ、
重大なミスをしていたことに気付きました。

私、ワイドボディーにしているのでフロントも15ｍｍのスペーサーを噛ましてタイヤを付けて
いるんですが、スペアタイヤに交換するとき、そのスペーサーを外すのを忘れてスペーサーの
上に装着してしまっていたのです。

そうすると、写真とようにスペーサーのボルトの間に従来のハブボルトが若干突き出している為、




そこに当たる部分のホイール側に逃げが作ってある下の様なホイールでないと



ホイールがボルトに当たって浮いてしまい十分締まらきらない訳です。
その時は十分締めてはいたのですが確かに何か違和感はありました。
突然のパンクで正直若干焦っていたので考えが及ばなかったのです。

今は予備タイヤに履き替えているので大丈夫、タイヤの到着を待つばかりです。


今回の教訓
①パンクに気付いたら無理して走らない。
　抜けた状態で二三キロ走ってしまうと側面の摩耗によりタイヤがお釈迦に。
②スペアタイヤの空気圧4.2kg/cm2は毎年点検しておく。
③引っ張りタイヤのビートが外れたらスタンドでは治せない。
④スペアタイヤを装着するときは必ずスペーサーも外す。

いやー勉強になりました。でももうパンクは勘弁して欲しいですね 笑