いま一つシャッキ!としないミジェット。
ポイント交換、コンデンサー交換、デスビキャップ・ローター交換、イグニッションコイル交換、ハイテンションコード交換、そして点火時期調整。これ等で「良い電気」系統は潰したと思っています。まぁ電気系統は、予防の意味も含めて更新した訳ですが、「良い圧縮」はまず問題ないと思いますので、いよいよ怪しいのは「良い燃料」系統です。
私のミジェットは、キャブレターがノーマルのストロンバーグからシングルのウェーバー45DCOE 152に交換されています。もちろん燃費はスポイルされますが、(ノーマルと較べれば)豪快な加速・吸気音が1基とは言え、心地良いモノになっています。
但し、それらはちゃんと機能しての事であり、車両購入直後に各ジェット・ニードル類、ガスケット類を更新・OHし、何とか調子を保ってきました。
ですが、ここに来て特に後方のエアーアジャスターニードルのネジ山摩耗が目立つ様になり、セッティングに関して、前方のそれと較べ、全閉からの開度が大きく異ならざるを得ない状態になっています。「キャブは消耗品」という意見も多く聞きますが、ここらが限界なのかも知れません。
でも資金的に「即新品購入」あるいは「定番のSUに換装」とはいかないため、取敢えずトップカバーを開けてクリーニングしてみました。
結果は「変化無し」でした・・・。
トップカバーに共締めされている「鬱陶しい」スロットルリンケージステーを外すと・・・
(トライアンフスピットファイヤーと同じエンジンなので、「トライアンフチューン」のクロスタイプインマニが着きます。このエンジンはスプリジェットエンスーの皆さまには何かとご批判もある様ですが、この複雑な形状で艶のある外観のインマニは案外気に入っています。)
素敵なサイドドラフトウェーバーの本体が見えてきます(それなりにキタナイですが)
マニホールドに着けたまま確認できるのはここまでです。
Posted at 2017/10/28 20:02:46 | |
トラックバック(0) |
四輪 | 日記