HKSの車高調サスからの異常音対策（部品相違による失敗例w）

使用している HKS HIPERMAX Ⅳ GTにて、半年ぐらい前から徐々に左フロントのやや上位の位置にて、低速で段差を乗り越える際に「ゴトゴト」と異常音が出始め、最近は少々の手応えも感じるようになった為、先ずはその位置に有るHKSの車高調を整備してみる事にしました。

HKSにオーバーホールの依頼を行うことも可能なんですが、大体で5万円近く掛かるし、整備で治るなら金額面で負担が減るのでパーツ等を自分で手配して準備を進める事に。
他のレヴォーグオーナーの情報や車仲間から情報交換を行い、アッパーマウントASSYのブッシュやバネ動作時のフリクション対策等であれこれと部品を入手。

ただ、この際に使用している車高調の特徴を正しく伝えていなかったんですよねぇ…

今回交換予定としていたのは、青矢印のアッパーマウントのブッシュと、赤矢印のスラストワッシャー。

青矢印のASSYはメーカーに注文すると結構な時間が掛かるということで、スフェリカルベアリング（ピロ）の所だけ注文して取り出す計画でした。（←でした？）

赤矢印の所は（@けん1976）さんから、スラストワッシャー（AS1113）の間にニードルベアリング（AXK1113）を入れると、バネの要因の音の抑制とハンドルの応答の良さに繋がるという情報を得て要求しました。

で、問題のアッパーマウントASSYですが、HIPERMAX4GTのアッパーマウントのブッシュってピロでは無くてゴムなんですよね、ミネベアのベアリングを手配したものの、そもそもダンパー軸がφ12でベアリングがφ16じゃグラグラじゃねえかと…
そう、ここの状況をよく見ていたらピロではない事ぐらい判るだろと。勘違いというよりよく見ろと。

そんな知識すら無えのかと自問自答してしまいました…( ཀ͝ ∧ ཀ͝ )

スラストベアリングについても逆皿型の形状で、専用設計のパーツなので、こちらも交換するなら、ブッシュとペアで部品調達をする必要があります。

とりあえず手で回した状況としては不具合等の手触りは無し。ただ、汚れはよく取り払っておきました。

そしてこの部位の（多分）正しいパーツはこちらかな。

先程のスラストベアリングとゴムブッシュのペア。ここまでくると一旦開けてみないと形状や部品選定が判り辛く、ただ、何事もやってみなきゃわからんとは思うので、これも勉強と割り切って再手配しました…

って事で今回はアッパーマウントの部品交換は諦め、バネの下側、スラストベアリングにニードルベアリングを挟み込むプチ改善処置を行います。けんさんの整備記録を確認し、ベアリングの上下にグリスアップを施して挟み込みます。

参考資料
https://minkara.carview.co.jp/userid/2170342/car/2267802/4490892/note.aspx

あぁ…ピントが合ってないよう…

で、赤矢印の所に組み込み再固定、組み直した後のゴトゴト音は多少の改善。但しアッパーマウントASSYのゴムブッシュは酷い損傷は無かったので、ブッシュが原因とは言い切れないなぁ。

しかし、この際だからアッパーマウントもピロに変更したら？と悪魔のささやき（w）もあって、ちょっと悩んでみたりw

また交換を実施したらレビューします。