ドライブレコーダー取り付け (丁寧編)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
家族車のドラレコが撮れてなかった事があり(行方不明のご老人が映っているかもしれないと警察から要請を受けたが録画ログそのものが無かった)海外ブランドで中華製の7年物だしスイッチ類も利かなくなっていた…いざという時に使えないのは意味がない。という事で、同機種を付けていた我が愛車も買い替える事になりました。
メ●カリで出品されていたケンウッドの前後カメラのやつがお得な値段の上、国内有名メーカー品だし、2021年製でちょっとだけ新しいしで購入。
付け替える機種の型式はDRV-MR450になります。
バッテリー接続をカットして取り付け作業を始めます。
2
説明書なしなので覚え書、SDカードは画像の向きで挿入。
3
取り付け位置は保安基準で定められているガラス上面20%の範囲で、かつ運転者の視界の妨げにならない箇所。なので定番の助手席側、ルームミラー横のこの辺りに。運転席に座っての操作は無理っぽいです。
※追記:運転席から操作出来ました
AE111レビトレ用サンシールド(絶版品)も着けたいのでガラスに貼らず、ステーを作って吊るします。
前のドラレコはミラー型だった為、問題ありませんでした。
4
ブラケットに残った粘着剤を灯油を使ってふやかし、使い捨てウエスで拭います。
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サンバイザーのキャッチ部分を取り外し。これに自作ステーを共締め固定する予定です。
型紙を厚紙で起こして1mm厚のアルミ板から素材を切り出し。
奥に写っているステーは別の金具で試作した物です。
切り出した部品は、バリを60→600番のペーパーで落としました。ついでに足付け。
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何度か現車合わせしながら制作。二分割式にしてサンシールド脱着時に邪魔にならないよう配慮。
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大まかな2個の部品が出来ました。
ステーはコの字断面形状にして強度を上げ、振動等でたわまないようにしました。
台座部分は前側をルーフ内張りに引っ掛け、バイザーキャッチに共締めする事でガッチリ固定。
セメダインのメタルロックでナットを台座に接着し、レンチ1本でステー部分を取り付けられるようにしました。
8
後方カメラもステーを作ります。丁度、真ん中にあった内張りを留めているプラリベットに共締めする形で型紙を作成。
本来はガラス面に両面テープで直付け出来れば良いのですが、今時の車と違ってスモークフィルム貼りの為、撤去となった時にフィルムを傷めないか気になる事もあり、今回この方法で…
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ステーを素材から切り出し制作。
プラリベットで仮付け、リヤワイパーで雨水を拭き払える範囲にカメラレンズが位置するよう配慮します。
付属のリヤカメラ用ブラケットは上下調整のみですが、ステーをプラリベットで内張りと共締めする事で左右へ首振り調整も出来る様になります。
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ミッチャクロンを塗布し、つや消しブラックで塗装。ミッチャクロンはアルミへの食い付きは良好ですが上塗りのシリコンラッカーは微妙らしい。
完全乾燥には1ヶ月は要しますが、1週間位で組付け、接触に問題ないかと。
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台座とステーの組付け面に靴底修理剤を薄く塗りつけ。※今考えると不要だったかも
リヤのステーはルーフ内張りとの接触面に塗布しました。グリップが効き無用な首振りを抑えられます。
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リヤカメラ用ケーブルの配線のため、内張りをある程度剥がします。
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カメラにケーブルを差した状態から無理ないよう内張り内へ仕込んでいきます。
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Bピラー裏からリヤフェンダー内へ配線を纏めます。接触面にエプトシーラーを貼って共振音対策。
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配線に当たる内張りのリブ形状に切れ目を入れて折り曲げ、配線の通り道を確保。
カメラケーブルはリヤフェンダー内から折り返し、Aピラー方向→ルーフ前方へと配線。
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オプション品の駐車監視電源ケーブルです。出品物に含まれてました。
当初は使う予定はなかったのですが、駐車中に当て逃げされたみん友さんの記事を見て取り付ける事にしました。
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本体のスイッチを切り替える事で機能停止電圧値(バッテリー保護)と監視時間(6、12、24時間)を設定出来ます。
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説明図は裏側に印字。前の使用者はバッテリー電圧が12.4Vを下回ると停止。監視時間は24時間で設定していたようです。
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電源線をルーフ→Aピラーへと内張り内へ仕込みます。線には仮組みを撤去後、位置が特定出来るよう位置決めのマスキングテープを貼りました。
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グローブBOX裏の①の位置に配線を束ねて固定し、カーペットをめくった②の位置に、ロックファスナーを貼った本体を取り付けて、設定を変えたい時は剥がせるようにして固定。
ケーブル端部はオーディオ裏に配線。常時電源とアクセサリー電源、アース線を繫げます。
間にスイッチを設けて駐車監視機能のみon、off出来るようにも考えましたが、そもそもバッテリーカットオフしているので必要ないかとの考えに至りました。
※備考:調べてみると駐車監視電源ケーブルのACC端子は電源供給用ではなくリレーの為、常時電源線にスイッチを噛ましてoffにすると常時offになるので駐車監視機能のみoffは無理。
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ケーブル端部です。ACC(アクセサリー)、BATT(常時電源)、アースを繫げます。何の機器か分かるようタグを付けました。
余談ですが、作業時サイドシル保護に荷造り用のラップを貼り付けました。ラップ同士以外への貼り付きは悪いですが、保護ビニール掛けの代わりにはなります。
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一旦取り付け完了。この後、Aピラー等の内張りを戻しサンシールドを取り付けます。
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各種モード設定。
※カメラ角度変更後は一旦電源オフ(メニューボタン2秒長押し)にし、再起動させて認識させる。
DRV-MR450 取り扱い説明書へ
https://www.kenwood.com/jp/faq/ce/option/drv_mr450/
○《覚え書》イベント時には、駐車監視機能による常時稼働状態を解く意味で、本体のメニュー(電源)ボタン2秒長押しで電源オフにし、電源端子部を本体から抜き上書きによる内容消失を防ぎます。
※バッテリーカットオフも電源オフ後に行う。
SDカードを抜く時は、SDカードと通信していないメニュー画面時や、電源オフ、バッテリーカットオフ等による本体電源喪失後、LED等各照明が消えてから(管理情報処理後を確認)行います。
024.8/27追記:駐車監視機能に移行しやすいように設定してもスムーズに移行しない事から、内張り共締めに加えステーのリーチで振動が本体に伝わり難いと判断。今後ステーを制作し直す予定。
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