世界最大のアーキペラゴ(島嶼国家)であり、かつ高速鉄道網が存在しないインドネシアでは、飛行機が必要不可欠な交通手段。
この年末年始、そしてChinese New Yearの三連休と、インドネシア最大の路線網を誇るLCC、ライオンエアーに(ちょっとおっかなびっくり)乗って、バリ島およびジョグジャカルタへ行ってきました。
ライオンエアーの発着は、ジャカルタ・スカルノハッタ空港のターミナル1A。カウンター数は多く、大して待たされることもなくチェックイン。日本の空港に比べると、コンパクトで歩く距離が非常に短い印象です。
但し、ターミナル内のレストラン、ショップ等はかなり貧弱で、日本の地方空港以下。時間をつぶす場所としては、一人5万ルピアほどで時間無制限、無料WIFIとバイキング形式の軽食もついたラウンジが便利ですが、逆に言えばそこくらいしかないのです。年末のバリ旅行の時は、 社用車のドライバーを、イスラム教の金曜礼拝のため正午には解放してあげねばならない、という事情もあって空港に早く着き過ぎ、その後なんとも退屈な3時間を過ごしました。
そのバリ旅行の際、搭乗待合室に入ってから、さらに1時間待たされる羽目になりました。どうも使用機材の到着遅れらしいのですが、インドネシア語のアナウンスしかないので明確にはわかりません。そのうちまたインドネシア語のアナウンスが流れ、人々が立ち上がって何故かもと来た方向へと歩き出しました。辛うじて聞き取れた「便名」「Denpasar」「enam A(6Aという意味)」から、こりゃ搭乗口の変更か、と想像して係員に確認すると、その通り。飛行機にはよく乗っている方だと思いますが、初めての経験です。
その旅行の帰路には、同じスカルノハッタ空港で、今度は手荷物が、表示の出ているレーンとは違うレーンから流れて来るという出来事もありました。これもインドネシア語のアナウンスから、便名、出発地、そして最後の「ンパッ(4という意味)」だけが聞き取れ、あ、レーン4に変更なのかな?と想像して、同じ飛行機に乗っていた人達についていったら、その通り。その後も、アナウンスを聞き漏らしたと思しき人たちが、表示の出ているレーンの前で虚しく荷物を待ち続けていました。
しかしながら、それらにクレームを付ける乗客はなく、要はこの国では普通のことなのかな、と思うこと頻り。
インドネシアで国内線に乗るなら、数字くらいはネシア語でマスターして乗るべきかもしれません。
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インドネシア | 旅行/地域
Posted at
2012/01/24 23:22:41