玄人好みの山? 一徳坊山 登山
投稿日 : 2011年06月13日
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今日は48時間連続勤務のあがりだったので、いつもの岩湧山の近くに有る「一徳坊(いっとくぼん)山」に登りに行きました。
一徳坊山は私が高校山岳部の時に岩湧山と同様、毎年、高校体育連盟主催の大阪大会の会場となる山域で、大会前には連日練習に通った思い出の場所です。。
その頃は玄人好みの藪山で、山頂に至るのはとても困難な山でした。
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登山道に入ると直ぐにじめじめした所を歩くようになり、ご覧の様なキノコが気の切り株の上に生えていました。。。
山屋のくせに植物の事はサッパリ判らない私なので、食べれるキノコか毒キノコかの判別は出来ませんが、ご覧の様な異様な姿で白光し、プリプリしているので、独断で毒キノコと断定し、その場を去りました。。。
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結局、予想に反して、山頂近くまで藪コキをする事無く、普通に歩けました。。。
そういえば、以前、岩湧山で同年代の登山者に会った時、「一徳坊山は昔は藪山で頂上まで行くのに難儀したけど、今は団塊の世代の定年登山者が増え、藪に道が付いてしまって面白くないですよ・・・。」と言っていた事を思い出しました。。
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入山してから50分くらい歩くと、関西電力の大鉄塔が現れ、その近くに3等三角点(標高544.3m)が有ります。。
ここが一徳坊山の最高地点です。。
しかしこの山も、前回ブログで紹介の金剛山同様、10分程西に歩いた所に偽の「通称」頂上(標高541m)が有ります。
なぜその様な事にしたのか、これまたあまりにも無名な山だけに、PCを駆使して調べてみても不明なままです。。
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「通称」の頂上へ向かう途中で、本等の頂上を振り返ります。。
鉄塔の少し横が3等三角点の有った位置です。
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「通称」の頂上は誰かが取り付けたプレートが無ければ判別できない地点の木々の中に有りました。。
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高校時代には1年で3mも崩落すると言われていた山頂部ですが、現在は安定したのか頂上よりも高く木々が生い茂り、昔のようなスリル満点かつダイナミックな絶景を見る事は出来ませんでした。。。
またちょっとした広場でテントも幕営できたのですが、スッカリ崩落して跡形も有りませんでした。。
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折り返し歩いていると、絶えず岩湧山の威容がめにとまります。。。
低い山から高い山を見ると、どうしても登ってみたくなるのが悲しい山屋の性ですが、今日は嫁と娘のお迎えまで時間が無いので、ぐっと我慢で下山します。。。
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