イージス艦　「ちょうかい」

１０月１５日、生憎の小雨模様の中、堺市の大浜埠頭で開催された海上自衛隊のイージス艦「ちょうかい」の一般公開に行ってきました。。。

この行列の先にイージス艦が聳える様に据付られていました。。

艦の前には凄い行列が出来ていて、驚きました。。。
老若男女を問わず、みんなこんなに興味が有るなんて・・・・・。

日本の国防政策にもより多数の国民の賛同を得られる明るい兆しです。。。

初めて生で見るイージス艦です。。

威風堂々とした容姿とスマートさが混在した、見事なスタイルです。。

この護衛艦にはハイテク機器が満載されていて、日本本土に様々な方法で攻撃を仕掛けてくる敵国の戦術に対処出来る様になっています。。

ガスタービン４基で１０万馬力。。。

主要武器だけでも　①イージスシステム　②垂直発射装置　③対空ミサイル　④弾道ミサイル迎撃ミサイル　⑤垂直発射アスロック　⑥20mm機関砲　⑦54口径　127速射砲　⑧対艦ミサイル装置　⑨３連装短魚雷発射管・・・等を備えております。。

船首には国旗「日の丸」が誇らしげに掲揚されていました。。

昨今の日本の情勢を表した様な暗澹とした雨空を背景に凛々しくはためきます。。

やはり最も目を引くのは・・・・

主砲の54口径127mm速射砲です。。

壁にはりつけられた左から重量物取扱安全守則・総員離艦安全守則・短艇揚げ降ろし安全守則の各ステンレス製のプレートです・・・・。

中でも中央の「総員離艦安全守則」は自艦が爆撃され、沈没する恐れが有る場合に於ける避難方等が明記されていて、戦場の臨場感が溢れます。。

①あわてるな。
②衣服を着用せよ。
③救命胴衣を装着せよ。
④早く艦から遠ざかれ。
⑤集団を作れ。
⑥無理な泳ぎはするな。
⑦水中爆発および鮫に注意せよ。

命を懸けて国民の安全を守ってくれるイージス艦の乗組員に敬意を表します。。

本当にありがとうございます。。

艦内は通路のみの見学で、ブリッジ等には入れませんでした。。

機密事項が沢山有るイージス艦の一般公開となれば、船上に乗れただけでも充分としなければなりません。。

船尾には・・・・。。

くれぐれも朝日新聞社のマークではございませんので決してお間違いにならない様、切にお願い申し上げます。。

雨の中、見学を終えた人々が、傘をさしながら順番に下船してゆきます。。。。

それにしても凄い混雑ぶりです。。