大阪 秘密の桜名所・・・南海高野線廃線跡ウオーク (その1)
投稿日 : 2012年04月27日
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南海高野線の紀見トンネル北側から伸びる旧単線区間の廃線跡には、電車が通らなくなった後に数多くの桜が植えられ、遊歩道として整備されました。。
ここは大阪ではあまり知られていない桜の隠れた名所です。。
先ずはサンバーを旧線をコトコト走る電車に見立てて記念撮影。。。
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線路は撤去され、跡地は舗装された歩き易い遊歩道になっています。。
緩やかなカーブを描く平坦な道が、いかにも昔に電車が走っていた事を思わせます。。。
ここの桜は遅咲きで、幸いにもどうやら本日(4月25日)が満開の様です。。。
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レンガ造り」のアーチ橋 が古い鉄道線路イメージを掻き立てます。。
歩道は完全に舗装されて線路跡だとは判別しにくくなっていますので、少し道から逸れた所からではないとアーチ橋に気がつきません。。。
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右手に見えるのが新たに掘削され、現在供用されている新線の複線トンネルです。。
昔は曲線のため、43km/hしか速度が出せなかった線路も、今やトンネルの新線となり、100km/hでの運転が可能となりました。。
もう完成から30年が経ちます。
左の桜並木道がトンネルを使わずに曲線で山を巻いていく旧線跡です。。。
鉄道の発展の歴史を感じることが出来ます。。。
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線路脇には桜の木が整然と植えられています。。
学生時代に山岳部に所属していた頃は、大阪市からこの線を走る電車に乗って、毎週岩湧山周辺に通ったものです。。。
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天見駅前から南側を展望した画像です。。
画像4のトンネルの大阪側出口です。。
旧線跡の桜が綺麗です。。
この日はあいにく大陸からの黄色い砂のせいで空が澱み、青空の綺麗な写真が撮れませんでした。。。
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南海高野線天見駅のホームです。。
柵が桜をイメージしてピンク色に塗られています。。。
山間の駅に似合わず、通勤ラッシュに対応した長大編成が停車できる綺麗なホームでした。。
紀見トンネルを抜けた和歌山県側には「林間田園都市」という巨大ベッドタウンが有り、そこから長大編成の通勤電車がここを通り、一路、大阪を目指します。。
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駅舎は昔から変わらない、いかにもローカルな味わいのある鄙びた小さな建物でした。。
ただ、無人化され、券売機と自動改札が並んでいるところに時代の移り変わりを感じました。。。
今にも初老の駅長さんが出てきそうな雰囲気なだけに、ちょっぴり淋しい感じがしました。。。
****+その2に続く*****
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