消滅が予想される関西本線(大和路線)の国鉄型ウグイ
投稿日 : 2013年05月29日
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先日の新聞に昭和35年以降から永年に渡り大阪市民や大阪市への通勤通学者が慣れ親しんだ大阪環状線のオレンジパーミリオン色の電車が今年度中に消えるという記事が掲載されていました。。
大阪環状線からオレンジパーミリオン色の電車が消えると言う事は・・・=関西本線(大和路線)の103系も完全消滅すると言う事を、鉄道ヲタクなら容易に想像出来てしまいます。。
今回は関西線(大和路線)に3本しか残らない最後の103系(6両編成)の追っかけをしてきました。
ご覧の画像は221系大和路快速の前面運転台後方から103系を物色中のものです。。。
車窓の左端には折りしも天王寺駅電留線に進入する大阪環状線の201系オレンジパーミリオン車が見えます。
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標的の関西本線(大和路線)ウグイス色の103系は意外とすぐに久宝寺駅で捕獲できました。
右から今回目的の103系、中央は乗車してきた大和路快速221系、そして左のウグイス色は関西線の主力201系です。
現在の関西本線(大和路線)の車両が勢揃いしています。
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乗車した電車の運転士さんはナント若い女性・・・。
娘くらいの年齢の女の子が103系古豪電車の運転をするなんて、とれも信じられない光景です。。
でも凄くカッコイイ~。
時代は本当に変わったんですね~。
意外と古豪電車に女性運転士は良く似合います。。
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車内には懐かしいブルーのシートと、剥き出しの扇風機が並びます。。
ドアは無機質なステンレス地の無塗装仕様・・・
無骨で実用一点張りの車内ですがそこがいかにも昭和の電車らしいですね~。
運転室と客室の仕切り窓も昭和の当時、強力だった国鉄内の労働組合の意向を受けて小さな物になっています。
国鉄時代は運転士が遮光幕を下ろして運転室を見えなくして、帽子も被らず、機器類に足を投げ出して酷い態度で運転していたのを思い出しますが、さすがに今では遮光幕は下ろさず、代わりに運転士の名刹が入っていました・・
国鉄当時とは全く変わってしまいました。
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終着駅の王寺駅では直ぐに折り返しJR難波行きになりました。。
折り返しの車掌さんと引き継ぎを行い、短時間のうちにエンド交代していました。。
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王寺駅では和歌山線の国鉄型117系と一瞬の顔合わせです。。
この117系も今後の動向が気になる車両です。
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柏原駅では2両編成の近鉄・道明寺線の電車と並びます。
この風景ももう見納めですね~。
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大和路快速で新今宮駅へ先回りしていると、先程の女性運転士の担当する103系がやってきました。。
やっぱ103系は都会を走る風景がよく似合いますね~。
余命あと僅か・・・・・
ありがとう関西本線(大和路線)の103系電車。。。
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