去年あたりから本格的にサーキットを走ってみたいと思い色々と弄ったり道具を揃えたり準備してきましたが、当日の天気だけはどうにもなりませんこの時期に台風接近という非常に残念なサーキットデビュー。
最初は小降りでしたが徐々に本格的に‥‥
初走行なので職場の方々と行ってきました。経験者の人達と一緒だと流れが大体分かるので安心して走行準備出来ました。一人だと余裕無かったかも知れません。
ゼッケンや発信機を付けてドライバーズミーティングに参加簡単な走行レクチャーを受けます。
今回は悪天候の為とにかく気をつけて下さいとのこと。
普段雨で外へドライブすることもない私にはこの段階でサーキットの雨のイメージが湧きませんでした。
他に気になったのは完全な初心者がとても少なかったこと初心者クラスでも1割くらいだったことです。
講師の人の一言も印象に残りました。
『富士は初走行には向いてません。』
コースが広い、速度域が速い、ブラインドコーナーも厄介などなど
と色々と緊張だけ煽られましたが参加費も戻って来ないので棄権も脳裏に過ぎる状況でしたが、
とにかくなにかしら経験を得ようとコースイン。
最初の一周はコースを見て回る感じなのですが7~8割で流して下さいとのこと。
その周の始めに少し縁石に左フロントが乗った瞬間綺麗にスピンしました。
ミーティングでは雨の日は縁石に乗ってはダメだと聞いていたんですが、まさかここまでとは少しでもアウトでした。
回って緊張は吹き飛んだのですがタイヤと路面のインフォメーションにほぼ全神経を使い残りは他の車に迷惑をかけないようにすることが精一杯な走行でした。
自分の腕も周りの腕も分かりませんので近くに来た車両には抜きやすいようにほぼ全て譲りました。
コース幅が広いのでスペースは空け易く助かりました。
雨の中でのハードなブレーキング挙動も分かりませんでしたので徐々に強さを試しました直線でしっかり踏む分にはABSが入るくらい踏んでも大丈夫でした。
逆にABSが入るか入らないか微妙なブレーキの方が危険と感じました。
雨でタイヤも冷えグリップ感は最悪でした。
太いタイヤはハイドロも起き易く実際に一度だけ100Rで接地感が完全に無くなりました。
まさにアイスバーンを走っている感じ操作は滑り出したら不能です。
アクセルワークもポン付けでは最大であろう種類のタービンなので少々唐突な加速で繊細なコントロールが必要でした。少しでもラフに踏むとすぐにリアから崩れます。
普段一般道では分からないような車の挙動が分かりとても勉強にはなりましたが、
強い雨の中ではリスクが高いなと思いました。何台か実際に刺さってましたし。
今回は運が良かっただけなような気がします。
雨の走行の準備も無しに無理をすることはもう無いでしょうそれ程恐ろしく感じた富士の初走行でした。
次は晴れた日に気持ち良く走ってみたいものです。
Posted at 2017/10/31 09:11:09 | |
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