TOYO TIRES OBSERVE GIZ2 245/40R18  

【再々レビュー】

2シーズン目です。
今まではべちゃ雪と、アイス路面(氷上走行会)のみしか走った事が無かったので、改めて。

【結論から言うと】
1.ドライ路面は、ある意味国産最強かも。

2.雪、アイス路面は効かないということは無い。ブリザックなど他メーカーに比べてしまうと滑り出す閾値が低いと感じるが、コントロールはしやすい。

【解説】
1. トレッド面が硬いので、これ夏タイヤだっけ？という位しっかり感があって、山道や高速の合流退出路でもスタッドレス特有のグニャ感がありません。
当然、夏タイヤの感覚で攻めすぎるとグニャリとヨレて、アンダーステアになりますが。
耐摩耗性も良さそうです。

2.今回は圧雪でしたが、どの路面でも「滑って使い物にならない…」と言うことはありません。
アンダーが出る閾値がブリザックに比べて低い気がしますが、向きを変えよう変えようという感覚はタイヤから伝わってきます。
ここの閾値の差が、「トーヨーは滑る」という評価につながっているのかもしれませんね。


【このタイヤをオススメ出来る方】
･都市圏や市街地(あまり雪の降らない積もらない所)に住んでいて、普段はアスファルトしか走らない
･たまに雪道を走る機会がある
･突発的な雪に備えたい
･乾いた路面でのしっかり感も欲しい
･日本製でリーズナブルなスタッドレスが欲しい

という人には相性の良いタイヤだと思います。総じてコスパは良いです。
雪道･アイス路面の走行に不慣れな方、日常的に雪道・アイスバーンを走る方、絶対的な総合性能重視の方はBSかYHなど、他メーカーをオススメします。