クルマレビュー - Q8 スポーツバック e-tron
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HTak
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アウディ / Q8 スポーツバック e-tron
Q8 スポーツバック 55 e-tron クワトロ Sライン_RHD_4WD(AT) (2023年) -
- レビュー日:2025年1月30日
- 乗車人数:2人
- 使用目的:レジャー
おすすめ度: 4
- デザイン:5
- 走行性能:4
- 乗り心地:5
- 積載性:3
- 燃費:3
- 価格:2
- 満足している点
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・サイバー感の強いデザインが多い外資系BEVの中で1番デザインバランスが良い。特にスポーツバックのサイドからリアにかけての造形がとても美しい
・後部座席のラグジュアリー感が良い(前席は斬新さは無いもののいつものアウディらしい上品さ)。夜モードで車内のアンビエントライトが点灯するとラウンジバーかクラブでまったりしてる感覚になる笑
BEVはプロペラシャフトが無いので、車高がそこまで高くない車なのに後部座席真ん中の盛り上がりがなくフラットなのは後部座席の居住性の向上にかなり寄与している。
しかもホイールベースが長く、Cピラーもかなり後ろにあるので、リアウィンドーがとても長く、開放感のある景色が楽しめそう。
・オプションのBANG & OLUFSENのオーディオはマストバイ品質。音の立体感が秀逸で、かつ低音が全く割れずにずっしり響く
・エアサスは高価だけど快適性が全然違う。これにドライブセレクトのコンフォートモードで街乗りは相当快適
・リアライトバーはトヨタ、レクサスより上質だと思う。特にパワーオフにしてから少し経つとリアライトがすっと流れて消える演出がカッコいい
・フロントドアを開けた時の鮮明なe-tronロゴとフットライティング
・車内のアンビエントLEDライトは色が調節可能。色々試したけどネイビーブルーがヤンキー車っぽい感じにならず上品で落ち着いてとても良い。日中もトンネル通過する時にふっとさりげなく点灯して洗練さを強調するいい演出になっている
・初代e-tron含めて、ほぼ街中で見かけない(都内在住)。
・BEVの保険料(車両保険除いて)はどのくらい跳ね上がるか心配だったが、結果BEVだから高くなるという事はなく、むしろ自動ブレーキなどの安全装備が進化した事が寄与して前車Q5(2018年式ガソリン車)より年間で5,000円安くなった。色々ネットで調べたらEVは保険料は高くなる傾向があると聞いていたが、今は流通量も増えて事故・故障のリスク検証サンプル数も増えた事もあり、保険料が高くなるという事は無さそう。 - 不満な点
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・バーチャルエクステリアミラーは距離感掴めなく一生慣れなそう。しかも電動格納できず手で畳まないといけない。同乗者はみんな「最先端で凄い!」と驚くけど正直、このオプションはかなり失敗した(27万円かける価値全くナシ)
・シームレスな加速は良いし、当然速いがやっぱり街乗りでも高速でも多少の重さは感じる
・フタが開けっ放しの収納ボックスのようなセンターコンソールのデザインがとても中途半端(独特のシフトの形状に上手くフィットするデザインが煮詰まらなかった感あり) 。前車Q5はインパネ周りの優しく包まれるような「おさまり感」が好きだったので、この車にはそれが無く残念
・電費はカタログスペックより結構劣る
・充電ケーブルが4.5mと中途半端な長さ。自宅の電源から車までギリギリ届かなく、メルカリで延長ケーブルを購入して対応
・アウディは伝統的にナビのインターフェースがいまいち痒いところに手が届かない感がある。Type-CのUSBケーブルをiPhoneに繋げるとCarPlayに切り替わるので、そこからGoogleMapのナビを使った方がより便利
・不満ということではないが、ヘッドライトのカミングホーム/リービングホームアニメーションはカッコいいし好きな演出だが、目の前に違うメーカーの車が停まっていてそこにアウディのロゴが投影されるとちょっと挑発的過ぎるかなと思って駐車スペースに気を使ったりすることがある(最初からオフにすればいいんだけど) - 総評
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本来車を選ぶ時に、国産、海外、特定のブランドにこだわりは無いが、TT、Q5から今回のQ8と結果的に3台続けてアウディ乗り継ぎになった。一芸に秀でてるというより総合的な仕上がり、質感、ラグジュアリー感、洗練さ等のバランスが多分1番自分に合ってるのだと思う。高級と大衆の間の絶妙なバランス感のブランディングも、他のラグジュアリーブランドの立ち位置やイメージと比べて非常にスマートだなとも感じる。
今回人生初のBEVをフラットな頭で選ぶ時に、まず最初にICE車と差別化を図ろうとして尖り過ぎたデザインのBEVで攻めるメーカーが多い中、結果的にアウディのデザインが洗練と革新と慎ましさの最適バランスと感じた。
運転フィールについても、某BEVメーカーのような「強烈な加速感」を見せつけようとするのでなくて、BEVでもアウディの変わらない「とにかく疲れないドライブ」哲学を更に追求しているような感じがして、それは人によっては凡庸で肩透かしなのかもだけど、自分的にはそれが1番しっくりくる車の楽しみ方だなと思った。
話変わって、電費についてはカタログスペックではフル充電で501km(WLTCモード)だけど、実際はエアコンなどの使用にもよるが、その85%ほどの420km。それに加えて、フル充電はバッテリーへの負荷から推奨されてないので80%程度の充電に抑えるとしたら実質340km程度が普段使いの走行距離上限目安。ちなみに通常の自宅充電の200V/3kWhだと充電は約24時間かかる。もし30〜40万円程の工費をかけて出力を3kWh→8kWhにパワーアップすると同じ充電量で約8.5時間に短縮されるがまあまあな費用なので一旦普通充電で様子見。
自分は主にレジャーや週末の買い物での使用で年間5000km程度なので、月1-2回の充電になりそう。上記の通りフル充電は丸一日かかるので、週末車使う予定がある場合は土日使ってそれぞれ前夜から朝まで12時間ずつ分けて充電するか、あるいは2週に分けてやっている。これがもし年に1万キロ乗るペースだと、計算上は毎週どこか1日ほぼ1日かけて充電するか、毎週土日にそれぞれ半日かけて自宅充電しなくていけなく、それはちょっと負担感が増すかなという感じ。
なので今後の充電頻度によっては、このままで行くか、お金かけて出力上げるか、もしくはPCAアプリからメンバーシップ定額プランに加入して、近くの充電スポットで毎回30分程度の急速充電をした方がいいのかの検証予定(ちなみに急速充電はバッテリー寿命を縮めると言われているが、色々調べるとそこまで心配しなくても良いそう)
以上を踏まえて、ガソリン車よりエネルギーコストは40%程度に抑えられそうだが、便利さ/不便利さのトレードオフをしっかり考えて、今の自分のカーライフに照らし合わせてよく検討した方が良さそう。イメージとしては日々の通勤に使用する場合は自宅充電の頻度が高く生活環境によっては大変になるので、EVは引き続き不向きかもしれないが、レジャー使用であればそこまで支障にならず、所有満足度は高い車であるかと感じる次第。
それにしても街中、郊外、高速いろいろ走っても全く見かけない。半年で1回あるかないかのペース。BEVだしこの価格だし(アウディの本来のブランドバリューから鑑みてもちょっと高すぎ)、総じていい車なのに他車との比較で最終決断されにくいのだろう。でもここまで被らないと結果的には所有満足度を高める大きな理由の1つになっている。
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マイカー
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iguiguigu
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アウディ / Q8 スポーツバック e-tron
Q8 スポーツバック 55 e-tron クワトロ Sライン_RHD_4WD(AT) (2023年) -
- レビュー日:2023年12月18日
おすすめ度: 5
- デザイン:無
- 走行性能:無
- 乗り心地:無
- 積載性:無
- 燃費:無
- 価格:無
- 満足している点
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走りが良い。滑る様(ギヤチェンジが無いからか?)、しかも静か。
寒冷地に住んでいるが、世間で言われるほど不便ではないし、性能も落ちない。
カッコいい。
内装も落ち着いている。
携帯との相性もバッチリ。
- 不満な点
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走行距離がもう少し有った方がいい(実質満充電で400kmか?)
ナビが正直使いにくいし(使えない)
GSに行くことが無くなったので、洗車を自分でせねばならない。 - 総評
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次の車もEV車にしようと思います。
BMW5ツーリングXDriveからの乗換ですが、走行距離以外の不満もなく、おススメの一台です。
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