昭和の北海道道路地図 その38 最終回 (フェリーボート・有料道路料金表)
連載期間足掛け4年、連載回数38回となる今シリーズも、今回をもって最終回となりました。
最後の最後までお付き合い頂きありがとうございます😊
では、いってみましょう!!
カーナビが無い頃、車には必ずロードマップを積んでいたものです。
そこで、昭和41年(1966年)6月発行
「ミリオン道路地図帖 北海道編」
出版元:東京地図出版株式会社 (現 株式会社マイナビ出版) の紹介です。
著作権保護期間満了(※文末参照)につき、全ページ掲載していきます。
今回は、地図の付録として付いている国道一覧、フェリーボート料金表、有料道路料金表です。

【今は無きフェリー航路が掲載】
青森ー室蘭間のフェリーや、道東厚岸の港と湖の対岸に渡る厚岸フェリーなど、今はない路線が掲載されています。
八戸ー室蘭間はシルバーフェリーが現在でも就航していますね。
一方で、現在主力の苫小牧航路が全然無いのはなぜでしょう。苫小牧の新港が整備される前の時代だったからなのかもしれません。
【驚きの料金変遷】
・函館ー大間間
(昭和41年)大函国道フェリー 乗用車5mまで 6000円
(令和3年)津軽海峡フェリー 乗用車6m未満 13400円
・青森ー函館間
(昭和41年)青函フェリー 乗用車中型8000円
(令和3年)津軽海峡フェリー 乗用車6m未満 16760円
ほぼ倍ですね。でも、昭和41年と令和で、料金が倍しか違わないというのは、考えようによってはさほど上がっていないとも言えますね。
これは当時のフェリー料金が高かったというべきでしょうか。航空輸送が今ほど充実していなく、青函トンネル開通前という時代設定を考えれば、仕方の無いことだったのでしょう。
【高速道路って何?】
有料道路料金表が乗ってますが、そこには高速自動車道は全く掲載されていません。そりゃそうです。この時代高速道路は全く通っていなかったのですから(笑)
で、有料道路といえば、札幌の藻岩山観光道路と支笏湖畔有料道路だけが載っています。支笏湖畔有料道路は1984年に無料化されています。
ちなみに藻岩山観光自動車道の料金比較
(昭和41年)1.5t~3t以下 100円
(令和3年)一般乗用車 1200円
ヒョエー、12倍!
貨幣価値の違いから考えればこれくらいは普通かな。むしろフェリー料金が異常だっただけで(笑)
【終わりに】
みなさま、38回にもなる本連載をご覧くださいまして、ありがとうございました。
当初、この面白い地図をみなさんにぜひ紹介したいと思いでしたが、著作権法の関係で公開できるのか否か悩みました。調べた結果どうやら大丈夫そうだったので、公開に踏み切りました。
公開し始めてから足掛け4年、旧著作権者からの申し立てもなく、最後まで連載を続けることができました。
測量法によると、国土地理院地図はインターネットに掲載する場合は国土地理院長の承認が必要とのことですが、著作権が切れた紙地図の掲載については議論があるところかと思います。国土地理院から正式に申し入れがあれば、掲載の削除を検討することになるかもしれません。
連載が始まってから、グーグルの写真検索をすると、キャニオンがアップしたこの地図がたくさん出てくるようになりました。また、ネット上を検索されて、この連載からキャニオンのブログを訪れてくれるようになったみん友さんもたくさんいらっしゃいます。本当、ありがたい限りです。
最後に当地図の公開にあたりご協力を頂いた関係各位に御礼申し上げ、最後の言葉とさせていただきます。
ありがとうございました。
令和3年7月1日 キャニオンゴールド
バックナンバー
その37(38図 増毛・浜益周辺 39図 利尻島・礼文島)
その36(37図 雄武・枝幸方面)
その35(36図 名寄-興部・紋別方面)
その34(35図 兜沼‐稚内‐宗谷岬)
その20(20図 芽室-帯広-音別 詳細図 帯広市)
その19(19図 富良野-狩勝峠-芽室)
その13(14図 門別‐静内‐浦河)
その12(13図 千歳‐苫小牧‐門別)
その1 (3図 函館ー森)
ーーーー本文終わり
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