カテゴリ 
LGtouringさん
イイね!
2026/04/24

デサルフェーターをバラしてみた(画像)


暇だったのと中身に興味があったので、デサルフェーターをバラした人はいないかとネットをググっていたら、筐体のない中身だけを売っていたので、ネタとして取り上げます。

(画像はAmazonより)

画像を見る限り、セラミックコンデンサ、三端子IC、整流ダイオード、トロイダルコイル、電解コンデンサ、LED、タイマーIC(NE555)に、各種抵抗なんかが入っています。

正直に言うと、電子回路はエレキットレベルの知識しかないので、これだけではどういう回路なのか断定できませんが、電子工作マニアさんのHPを見たら、ご丁寧に回路図も出ていました。

簡単に言うと、負荷電流の断続により、サージ電圧(サージノイズ、高電圧スパイク)を故意に生成するというゴミ商品のようです。
※サージ電圧については、コンデンサチューンやロードダンプの話をした時に説明しているので省略(知らない人はググってみてください)

実際にこの商品のレビューを見ていたら、オシロの画像を載せている人がいたので拝借しますが、その人によればVppは27.5vで1.46kHzだそうですが、有名処の商品だとVppが9V位だったり、周波数ももっと高かったりと結構マチマチなようです。
※一応、硫黄分子の共振周波数である2~6MHzに働きかけると言うのが理屈のようですが(笑)


(画像はAmazonより)


因みに、他の人の商品レビューを見ると(抜粋)、
『ただ、消費電流を測定器で見てみたら40mA近く流れています(説明書では20mA)。
5日ほど乗らずにいたらバッテリーが上がっていました。』
なんて書いてありました。
※これも有名処の商品だと、10mAを切るなどもっと低いようです。

そもそも放電中のバッテリーに高周波のサージノイズが加わっても充電反応は起きないので、サルフェーションどころか通常の硫酸鉛も溶解しません。
※もしこれが可能なら、充電と放電を同時にできる夢のバッテリーが出来上がる。

仮に百歩、いや千歩譲ってサルフェーションなり硫酸鉛を溶解する効果があるとしても、同時に硫酸鉛を生成しているのだから、マッチポンプというよりは焼け石に水。
※逆に走行中ならバッテリーも充電中だが、万歩譲っても効果はないのでやはりゴミ(笑)

なので、サージノイズを出すこと自体が単なるポーズにしか思えませんが(ポンジスキームが詐欺罪に問われないよう形だけ何かに投資するのと同じ)、有名処がサージノイズだけではなく消費電流も少なくなるよう安全側に設計されているのを見ても、確信犯なんだろうなと。
※LEDが光るだけの箱では文系人は騙せても、電子工作マニアさんのようなオシロを持ってる理系人は騙せないので(笑)

それにしても、電子工作マニアさんというのは、パルスを与える事(回路設計)にばかり夢中になってしまい他が見えていない、つまりは木を見て森を見ない人が多いように思います。


なお、この商品は1,480円で、中華製の安物ならケース付でも2,000円前後ですが、コスモパルサーは5,680円、エルマシステム(のび~太)に至っては8,250円でした。
※正直1,480円でも十分元がとれそうですが、この辺はブランド料+安心料ですかね~(笑)


【結論】

デサルフェーターの正体は、電磁ノイズ(EMI)発生機だった。
※どうしても買うのなら、より攻撃性が少ない有名処の商品にした方がよろしいかと(笑)


P.S.
サンダーアップという商品がありますが、ネーミングと外観はまさしく昔流行ったコンデンサチューンそのものですが、これも中身はデサルフェーションです。
※勘違いさせて買わせる魂胆かは定かでないが、レビューを見ると実際にそういう人もいた(呆)


VoltageTuningなる文言までホットイナズマ風(画像はブレイスのHPより)

商品説明には「電気系統の潜在能力を引き出す」とか「車のパワーダウン等の諸症状は、バッテリーの性能低下に起因することが少なくありません」とか書かれていますので、この時点でコンデンサチューンに嵌ったような電気音痴な人向けの商品、つまりは原野商法の二次被害(加害)を狙った商品ですね。
※一定電圧以下になると作動しないようなので、他より親切設計かも?(←感心してどうする)

Posted at 2026/04/24 21:11:52
イイね!
Facebookでシェアする Xでシェアする LINEでシェアする はてブでシェアする この記事をシェアする
このまとめに戻る
2/3 ページ

オススメ関連まとめ

もっと見る

ページの先頭へ ▲

みんカラ 人気のカテゴリ

もっと見る

無料会員登録をしてはじめよう

ログインするとお気に入りの保存や燃費記録など様々な管理が出来るようになります

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?

車査定ステップ
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

表示:スマートフォン|PC

ログイン