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crucruさん
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2026/08/07

意外と知らない?その33 タイヤの扁平率とは

幅を変えても、扁平率を変えなければ外径は同じだと思っている人が意外と多い。

扁平率とは、タイヤの断面幅に対するサイドウォール高さの比率を、パーセントで表したものである。235/60R18というサイズ表記であれば、「60」の部分がそれにあたる。

ここで注意したいのは、扁平率はあくまで幅に対する「比率」であって、サイドウォール高そのものの絶対値(mm)ではないという点である。計算式は以下の通り。

サイドウォール高(mm) = 幅(mm) × 扁平率(%)

つまり幅が変われば、扁平率が同じ「60」のままでも、サイドウォール高のmm単位の実寸は変わる。

235mm × 60% = 141mm
255mm × 60% = 153mm

続いて外径を求める。外径は、リム径とサイドウォール高から求まる。まずリム径をインチからmmに換算する。

リム径(mm) = リム径(inch) × 25.4

18インチの場合、
18 × 25.4 = 457.2mm

このリム径に、サイドウォール高を上下2回分(タイヤの上下両側にある分)足したものが外径になる。

外径(mm) = リム径(mm) + サイドウォール高(mm) × 2

235/60R18の場合、
457.2(リム径) + 141(サイドウォール高)×2 = 739.2mm

同様に計算すると、

255/60R18: 457.2(リム径) + 153(サイドウォール高)×2 = 763.2mm(+24mm)
215/60R18: 457.2(リム径) + 129(サイドウォール高)×2 = 715.2mm(−24mm)

同じ「60」という扁平率表記でも、幅を20mm変えるだけで外径は24mmも変わってしまう。「60」という数字は、タイヤの高さそのものを表しているのではなく、あくまでタイヤ幅に対する割合に過ぎない。この違いを理解していれば、幅を変更したときに扁平率も変更しなければならない理由は、自然と分かるはずである。

■外径を揃えたい場合、扁平率をいくつにすればよいか

235/60R18(外径739.2mm)と外径を揃えたまま幅を変える場合、扁平率はおおよそ以下のようになる。

255幅の場合: 255/55R18(サイドウォール高140.25mm、外径737.7mm)
215幅の場合: 215/65R18(サイドウォール高139.75mm、外径736.7mm)

235/60R18と比べると、255/55R18・215/65R18はいずれも外径がほぼ同じ(誤差1.5mm程度)に収まっている。つまり幅を20mm変えても、扁平率を5〜10%調整すれば、外径はほぼ揃えられる。
Posted at 2026/08/07 12:14:41
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