車中泊する際の断熱性能を向上させるためにリアハッチ同様にドア内装全面にシンサレートを投入しました。配線コネクタを通すための穴を開けてあります。またドアレバーのワイヤー線を差し込む部分、2カ所ネジ留めする部分にも穴を開けました。スピーカー部分は音質に影響しないように切り抜きました。

最初にネジを2カ所だけ外します。ここと

ここです。プラスチックのふたはクリップ外しで開きます。

ここを引っ張れば内装が剥がれます。内装全体は窓枠に引っかけてあるのでクリップを外したあと上に少し上げると外れました。配線コネクタやドアレバーケーブルを外します。配線コネクタは全てロック機構があります。解除ボタンが底面側にあるコネクタが1個あるので注意が必要です。ドアレバーケーブルはロック機構ケーブルが黄色になっています。

運転席ドアには配線コネクターが５個ありました。オプションによっては多少違うかも。

同時にスピーカーを交換するのでタッピングビス3個を外します。

スピーカーはドアを断熱材で覆ってしまっても問題ないエンクロージャー付きのものを採用しました。高いですが投資に見合うメリットをオーディオ素人の私でもすぐ体感できました。スバル車専用のエンクロージャーボックスは他社用よりも大きいです。音響的に有利ですね。車種別に成形金型を起こすのは投資リスクがあります。メーカーさんに感謝します。

クリップも要らないのでスピーカーともども外しました。スピーカーメーカーによると純正のタッピングビス留めは締め付けトルクが足りないそうです。取り外したスピーカーは裏側からプラスチック？コーンが見えています。音波がドア外板までそのまま届く構造です。

今回ゴムにナットが封入されているゴムアンカーを採用しました。ゴムアンカーは3.5mm径ビス用がドアの取付穴に適合します。ビスナット締めしたいがナットを付けづらい場面で使います。ビスは別途ステンレス製3.5mm径20mm長を入手しました。3×4＝12セット要ります。昔（約35年前）タミヤのラジコンカーでも使われていましたね。近年では振動に耐えるためバイクのカウルにバイザーを留める用途でよく使われています。

続く