スコーピオンのボディだけど、以前書いた通り蛍光オレンジの部分がムラになっちゃって、このまま人目に晒すのは無理だな~と言うんで、2枚目のボディを塗装することに。
ちょっと今回は今まで使ったことが無い塗料を試してみた。
その塗料がなかなか入手出来ずにいたんだけど、ようやく入手できたので使ってみた次第。
それがリキテックススプレー↓

リキテックスは元々は水性アクリル絵具で、いわゆる絵画用。
ところが、オイラがRCカーを始めた頃はポリカ製ボディの塗装にリキテックスを使うのが流行りだしてて、チューブに入ったリキテックスを塗料皿に出し、それをプラモデル用塗装筆でペタペタ塗っていた。
その後、いわゆる現在使用されている溶剤を使ったポリカ用塗料が出てきて、リキテックスでの筆塗りはほとんど使われなくなった。
ところが、最近リキテックスのスプレータイプが発売になり、これは試してみる価値がありそうだと判断。
なぜ専用塗料じゃなくてリキテックスだったのかと言うと、リキテックスは水性であり、ほとんど臭いがないのである。現在市販されているポリカ用塗料はシンナー臭が強く、住宅密集地などでは使うのに躊躇うほど。
オイラの居住環境も都内の住宅地ということもあり、以前よりボディの塗装をする際に気を使っていた。
最近は輸入品ではあったが、RCカー用として水性アクリル塗料のファスカラーをエアブラシで塗るというのが流行っているようだけど、エアブラシの機材(コンプレッサーとか)を揃えるのに諭吉さんが2名ほど必要だし、初期投資がネック。
ってなことで、なんとか専用塗料並みのレベルでの塗装が出来て、近所に気を使わなくていい臭わない塗料は他に無いかと思っていた時にリキテックススプレーが登場したわけ。
入手したブツはRCカー用として製品化されているスプレー塗料よりも大きな缶で、使い切るまでに数枚塗れそうな感じ。
今回、黒い部分はファスカラーの筆塗り、蛍光オレンジはタミヤのポリカ用スプレー、そして白い部分にリキテックススプレーを使用した。
んで、出来たのがコレ↓

塗ってから気付いたのだが、リキテックススプレーに蛍光色があるんだね。
今回やむを得ず蛍光オレンジの部分だけ臭いのキツいタミヤの塗料を使ったのだが、リキテックスで蛍光色のスプレーがあるのであれば、それを使いたかったな~と。
カラーリングは1枚目よりもオレンジの面積を増やしてみた。
相変わらずの手抜き作業だったので、黒い部分がはみ出しているのに気付かずオレンジを塗ってしまい、後で気付く失態を。
リキテックススプレーはチューブに入ったモノ同様にほぼ無臭(正確に言えばスプレーのガスの臭いは多少するが、ほとんど気にならないレベル)で、なんと室内でも吹ける。
完全に乾燥すれば塗装膜もかなり丈夫で、何かが当ったくらいでは剥がれそうも無い。ただ、去年までやってたラリーカーみたいな箱車だと、クラッシュした際に剥がれる可能性は専用塗料よりも高そうなんで、そこが懸念されるかも。
スコーピオンみたいな車体の割にボディが小さい場合には、ほとんど気にならないと思う。
ここ10年くらいは、塗装する環境がない(都市部でのマンション住まいとか)人が完成ボディを求める傾向にあるというし、そうなると箱絵の通りのボディばかりになってしまい、ユーザーオリジナルのカラーリングを楽しめないわけで、個性がどんどん無くなってしまう。
そこで、再びリキテックスみたいなほぼ無臭の塗料、それも缶スプレータイプが求められると思うのだけどね。
欲を言えば、缶が大きすぎて使い切れないので、容量の少ない仕様があればいいかな。そうすれば値段(現状の市価で1000~1200円くらい)も安くなると思うし、これをRCカー専門店で売ってくれればなお最高なんだけどね。
このリキテックスは輸入品なんで、一度在庫が切れるとなかなか入手出来ないのがネックではある。
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RCカー | 日記
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2014/09/14 22:18:58