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2014年09月29日

ぺター、ラリークロス世界チャンピオン決定の詳細

世界ラリークロス選手権第10戦イタリア・ラウンドがフランチャコルタ・インターナショナルサーキットで行われ、予選ヒート、セミファイナルもトップで駆け上がったプジョー・ハンセン・チームのティミー・ハンセン(プジョー208)が初優勝を飾り、ファイナルレースでサスペンションを壊しながらも3位でフィニッシュしたPSRXチームのペター・ソルベルグ(シトロエンDS3)が初のチャンピオンに輝くことになった。

ソルベルグは初日、エンジンにクラックが入るトラブルから7位に終わったが、エンジン換装した最終日はヒート3でトップタイム、ヒート4でも2番手タイムと調子を上げ、ヒート3位でセミファイナルへと進出、3番手グリッドでファイナルに進出していた。

ファイナルレースは、ハンセンとティムール・ティメルジャーノフの2台のプジョー208がフロントローからそろって好スタート、1コーナーをハンセン、ティメルジャーノフの順でクリア、ファイナルレースで3位フィニッシュすればタイトルが決まるソルベルグもアグレッシブな走りで3番手で続く。しかし、ティメルジャーノフは2周目にパンクによって後退。これでポジションを上げたソルベルグもジャンプの着地で右リヤサスペンションを壊してしまい、スーパーカーデビューのリチャード・ゴランソン(フォード・フィエスタST)に2位を譲ることになってしまう。

タイヤがいまにも外れそうになっているにもかかわらず、ソルベルグは渾身の走りでマシンを必死にコントロール。幸いなことに後方のマシンはそろってトラブルに見舞われたため、彼も大きくペースをダウン、どうにか3位でのフィニッシュを迎え、世界ラリークロス選手権の初代チャンピオンを獲得することになった。

「信じられない、世界チャンピオンなんて、本当に信じられない気持ちだよ」とゴール直後に語ったソルベルグ。

「僕はマシンに問題を抱えてしまい、なんとか3位でゴールに辿りつこうと思った。本当に信じられない、これまでのシーズン、僕を支えてくれたチーム、家族、息子、そしてすべての人に感謝したい。とてもこの気持ちを言葉には言い表せないよ」

いっぽう、首位を快走するハンセンは後続の2台のマシンのトラブルによって優勝を確信、3ラップ目にジョーカーラップを選んだあとも堂々の走りをみせ、ゴランソンに6.36秒差をつけて世界ラリークロスで初優勝。これまでのシーズン、速さをみせながらも、優勝にとどかなったチーム・プジョー・ハンセンにとってもうれしい初勝利となった。

ヒート2位でセミファイナルに進出しながらジャンプスタートでジョーカーラップ2回のペナルティに苦しんだヨハン・クリストファーソン(VWポロ)はファイナルではメカニカルトラブルで2周目にリタイア。アンドレアス・ベッケルド(フォード・フィエスタST)もヒート2での失格が取り消しになったことでどうにか12番手でセミファイナル進出、4番グリッドでファイナルに進出してみせたものの、メカニカルトラブルのために1周目にリタイアとなっている。

ソルベルグと51ポイント差の選手権2位につけていたトーマス・ヘイッキネン(VWポロ)はヒート5番手でセミファイナル進出したものの、サスペンションに問題を抱えてファイナル進出ならず、54ポイントで選手権3位につけていたレイニス・ニティス(フォード・フィエスタST)もセミファイナルで敗退となり、二人ともタイトルには届かなかった。

アントン・マルクルンド(VWポロ)はセミファイナルのスタートでエンジンをストールさせてファイナル進出ならず。元WRCドライバーのジジ・ガリ(フォード・フィエスタST)は、これがラリークロスのデビュー戦にもかかわらずに2日目も非凡な才能を証明してセミファイナルに進出したが、ファイナルには届かなかった。

また、RXライツクラスではケヴィン・エリクソンがイタリア・ラウンドで優勝を飾り、ライバルのケヴィン・ハンセンを48ポイント引き離し、こちらもチャンピオンを獲得している。

以上、Rally X mobileより抜粋

まだファイナルの動画が配信されていないんで、とりあえず初日の動画を貼っておくけど、予選ラウンド・ヒート1で繰り広げられたぺターと元F1チャンピオンのジャック・ビルヌーヴのバトルは見ごたえあった。これがファイナルだったら話題性もあり更に盛り上がっただろうに。

今回、ぺターはトラブルで苦戦していた。初日にシリンダーブロックにクラックが見つかり、その夜に急遽エンジン載せ替えを決行。

その結果マシンの息は吹き返し、ファイナル進出。しかし、ファイナルではジャンプでの着地で右リアサスが破損してペースダウン。なんとか3位でフィニッシュ出来たが、それも他車のトラブルに助けられての結果だった。

でも、異なるカテゴリーの世界チャンピオンを獲得したのって、今回のぺターが初なんだってね。

かつてナイジェル・マンセルがインディカーのチャンピオンも獲ったケド、あれは世界選手権じゃないし(一応ワールドシリーズって言ってるけど、FIA公認じゃないしね)

ぺターには来シーズンに向けて様々なニュースが出ているんだけど、来シーズンもラリークロスに参戦するならシトロエンが全面的に支援するというのと、なんとそのシトロエンからWRC復帰のオファーもあるという。

来シーズンもラリークロスで活躍してくれるのも楽しみなんだけど、やはり再びWRCにワークスドライバーとして参戦し、盛り上げて欲しいなと思う次第。

まあ何はともあれ、ラリークロス世界チャンピオン獲得おめでとう!

追記。

ファイナルの模様が配信されたので、貼っておきます。
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Posted at 2014/09/29 08:50:55

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