久しぶりにコッチのネタでも(笑)
昭和ライダーファン(ストロンガーまでw)としちゃ、それらをちゃんと見直し、オイラなりの考えを後の世代にまで語り継がねばならんという、使命に燃えたいと思う次第である(以前書いたコピペw)
ってことで、仮面ライダーアマゾンである。

仮面ライダーアマゾンは前作仮面ライダーXに続くシリーズ第4弾で、前作とストーリーに繋がりが全く無い。
どっちかというと前作Xが試行錯誤した結果、視聴率が上がらずに終わってしまったので、方向転換を余儀なくされて、あえて仮面ライダーの原点である「怪奇性」を重視した方向にシフトしたのがアマゾンである。
幼少の頃、南米のアマゾンで遭難した日本人山本大介。彼は文明の届かないジャングルで野生児として成長したために言葉もわからず、さらに彼を育てた古代インカ一族の長老バゴーに、インカ帝国の秘宝であるギギの腕輪を移植改造手術を受けた(この辺りの設定がよくわからんのだが)

バゴーはアマゾンに「日本へ行け」(言葉がわからないアマゾンに言っても無駄だと思うのだが)と命じ、絶命。
アマゾンは貨物船で海を渡り(不法入国か?w)、故郷である日本に戻ってきたのだが、そもそも日本人であることすら本人は知らず、現代の文明も言葉もわからないアマゾンは戸惑いながら、偶然知り合った“まさひこ”という少年と心が通じ合うのであった。
それとほぼ同時期に、アマゾンの左腕に存在するギギの腕輪を狙うゲドンという組織が、その腕輪をアマゾンから奪うために日本へやってきた。

ゲドンは十面鬼ゴルゴスが率いた悪の組織であり、獣や虫に高度な知能を持たせ強化した獣人を配し、アマゾンを倒しギギの腕輪を手に入れろと命令した。
十面鬼は人間の生血を吸収して生命を維持しているようで、配下のジューシャ(女性戦闘員↓)や獣人に人間を捉え生血を抜けと命令する。

まあ、ジューシャは戦闘員というよりは諜報担当っぽく、従来の戦闘員みたいにライダーと戦うことは無かった。まあ、いくら普通の人間ではないとはいえ、女性がライダーと戦えるとは思えないよね。
それになんで女性だったのかはよくわからんし、お色気路線とも違う(ジューシャのコスチュームも微妙)狙いが理解不能ではある。
そんなアマゾンだったが、それまでのライダーと路線が全く異なるために、視聴者である子供がドン引きしたのは至極当然とも言えた。
特に、アマゾンの戦い方がそれまでのジャンプやキックを多用した歴代ライダーと異なり、引っかく、噛み付くといった戦法だたために、余計にドン引きされたのはあったと思う。
何しろ、獣人はアマゾンの攻撃に遭い血しぶきを上げたり、腕を千切られたりと無残な姿になって絶命するなど、画的に厳しい感が強かった。
とりあえず第1話↑
ナレーションはそれまで悪の組織の首領の声を担当していた納谷吾朗氏が担当。主題歌は前作Xで水木一郎が歌ったが、再び子門真人が歌った。タイトルコールの「アーマーゾーン!」も子門真人が叫んでいる。
それもいいけど、初めてアマゾンが変身した姿を見たまさひこの「仮面ライダーみたいだ」という台詞、かなり無理があると思うのだが。
まあ、ストーリーが進んでいくうちにまさひこや、その姉のりつ子、そして歴代ライダーを育てた立花籐兵衛にサポートされながらアマゾンは日本語を覚え、文明に慣れ、そしてゲドンと戦うのある。
その後、ゲドンの内部で氾濫(?)が起きてゼロ大帝率いるガランダー帝国に敵が変わるのだが、これもドン引きされたためのテコ入れだったようだが、残念ながらわずか半年全24話で終了となった(打ち切り説があったが、当初より24話で終了予定だったとか)
当時の評価はよろしくなかったが、近年再評価されており、昭和の仮面ライダーの中でも人気が上昇してきている。
大人になってから見直すと、子供の頃リアルタイムで見ていたのと違うイメージが沸いてきたが、やはり血しぶきを上げながら倒される獣人の姿だけは、どうしても馴染めないなぁ。
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Posted at
2015/11/18 09:58:49