なんぽの道
ふじみ野市の旧大井町地区と富士見市に跨る「ふじみ野」の南端を流れる砂川掘。その北側(左岸)は「なんぽの道」として整備されています。
全長800mの細長い公園で、「何歩で歩けますか?」から「なんぽの道」と名づけられています。
整備当初は、通路部分はウッドデッキに用いられる木材で舗装されていましたが、十数年を経て朽ち、ところどころ落とし穴のような空洞が口を空ける非常に危険な状態に。
行政も街の顔となっている施設だとの認識があったのか、比較的早くに手を打ち、ゴムチップ材ながら2009年に綺麗に舗装しなおされました。
春は桜が非常に綺麗な場所です。
まだ樹齢が若いのか、幹線道路から少し離れた環境がいいのか、例年盛大に花を咲かせます。
アイデアとデザインに満ちた「なんぽの道」に対し、砂川掘の反対側(南側・右岸)には、「弁天の森」と名付けられた公園があります。
こちらは武蔵野の雑木林をそのまま保存した、緑溢れる空間です。
「なんぽの道」を訪れる方も、行きか帰りか、どちらかは「弁天の森」を通られる方が多いようです。
人口減少社会に突入した日本で、今後大規模な宅地開発は減っていくものと思われ、このような公園が今後整備されることは無くなってしまうのかもしれません。
そうであれば、この穏やかで豊かな空間を大事に維持していってほしいものです。
住所: 埼玉県ふじみ野市大井2丁目13-2
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