最初期センタールーフクリア化研究報告書
投稿日 : 2011年10月03日
1
さてレポートしましょうか・・・・
偶然入手した最初期型ルーフの構造を確認し、ついでにクリアルーフ化しました(クリアルーフを作るために超破格でゲットしたらたまたま最初期型だった、と言う説もある・・・)。
まずは外観から・・・・
表側は何も変わりませんので省略しましたが、内側はなんかヘン・・・・質感も違うし、バックル周辺の凸凹が違います。後で判明したのですがどうもコレは完全自作もしくはショップなどの対策品のようで、中に遮音か保温のためかウレタンシートが挟まっていました。コレは要らないので取り去って廃棄しました(ただ作業中は何かと重宝しましたが)。
2
前からたちこま師匠に聞いて知っていたのですが・・・
最初期型は前方側の固定用ガイドの取り付け方法が異なります。ゴム製のモールと共締めになっているのです・・・。後でカットしたところ、鉄の芯は入っていない、ただの固めのゴム製でした(標準バージョンのモールは鉄の芯が入っています)。
3
ちょっと判りにくいですが・・・・
後方側のモールも本体とリベットで共締めになっています(左が最初期型)。こちらも最終的にはカットしましたが、やはり鉄の芯は入っていませんでした。
4
取り付けバックルを外すと・・・・
豪華に(?)アルミ製のシムが4枚も入っていました。
これって・・・・・フィッティング調整用だったハズですが、通常は二枚ですのでそれだけ合わなかったってことかな?(汗)
また、このシムはこの小小判型、切欠き型、大小判型の三種類ありますが、最初期型には小小判型が装着されていることが判明しました。
5
クリアルーフ化の作業自体はいつもどおりなのでサクサクブッた斬ります。。。。
そこで驚いたのは・・・
バックル部分のベースにはネジ穴部分を装着するための鉄板が付いているのですが、前方側は本体のフレーム部分とリベットで共締め(リアは中板とのみ友締め)、なのですが・・・・
この最初期型ルーフ(左)では鉄板自体が小さい上にフレームとの共締めがされていませんでした・・・。これはおそらくは強度面の向上を狙って改善されたポイントなんでしょうね・・・。
6
写真が悪くてすいませんが、また最初期型(写真では下のやつ)は周囲のコーキング処理がいかにも凸凹で、手作業あるいは不慣れな状態での生産がなされた様子が伺えます。
7
作業はず~っと進んで完成報告です(おいおい)。
いつもは軽く均すだけでさっさと色を塗っちゃうところをかなり入念のスムージングを施した後で、スモーク樹脂パネルに対応するようにと明るめの色を、と考え結局はシルバーで塗装しました。
若干泡噛んだり残念な目にも遭いましたが、過去最高の仕上がりとなりました。またスムージング仕上げの結果周囲のフレームもいつもより幅が狭くなってより開口部が強調される結果となりました。
また、バックル周辺も当然のようにかなり入念なくり抜きを施し、デザイン的にもなかなか面白い仕上がりとなりました。
8
先日張り替えたレギュラー使用ルーフとの比較です・・・
う~ん・・・
正直どっちも良くできています♪当面は両方使って行こうと思います。
今回のルーフ一気イジリ~左右ルーフ新規製作×1、販売用センタールーフ×1、既存センタールーフ張替え×1、普段使用向けセンタールーフ×1の計5枚のルーフイジリの結果、以下のルーフ在庫となりました。
・販売時オリジナルルーフ1セット(温存済み)
・状態良好なスペアルーフ1セット(温存済み)
・2011年モデルクリア化ルーフ1セット(普段使い。センターは今回張り替えたもの、左右は今回製作したもの)
・状態良好な後期型色センタールーフ×1(たまに使用)
・クリア化センタールーフ2011年モデル(今回製作したもの)
いい加減多過ぎやな・・・・・
タグ
関連コンテンツ( スペアルーフ の関連コンテンツ )
関連リンク
おすすめアイテム
[PR]Yahoo!ショッピング