車内電源取込み（ケーブルコネクタ取付）

３０アルファードやシエンタで使っていたレーダー探知機コムテック702vを取り付けるため電源を確保しました。
８０ハリアーでは助手席グローブボックス裏のオプションカプラーからACCを取る方法が主体のようでみんカラでもよく見かけます。
私は３０アルファードで使っていたコーナーポール用オプションカプラーがあるのでこれが使えないか、コネクタを探しました。
写真は30アル初号機で工作したコーナーポール用オプションカプラーの写真。このカプラーは当時、ヤフオクで入手していました。

カプラーの爪がどのようになっているか備忘録です。これを忘れると外せなくなる。

ハリアー君の運転席右側のキックカバー裏にカプラーがあるはずと思い、キックカバーを外します。
キックカバーは上からスカッフプレートが被さっているのでまずはこれを外します。前の方から手で引っ張り上げれば簡単に外れます。HARRIERの文字が光るようになっているので配線を切らないように。

キックカバーは袋ナット一つで止まっています。これを外して、引っ張ればキックカバーは外れます。
フロアマットに下の方が引っかかっているかもしれないのでマットを少しまくっておきます。

キックカバーを外したところ。
写真中央、赤丸で示した白いグロメットと袋ナットでこのキックカバーは固定されています。
キックカバーを戻すときにはこの白いグロメットを車両から外してキックカバーに戻した方が復元しやすいです。

アクセル近くから右ドア上方を覗くと空きカプラが1つ見えます（写真赤丸のところ）。
シエンタより露出しています。
ここに写真1のハーネスのコネクタを差します。
爪はエンジン側に向きます。

ピンアサインが判らないのでいきなり部品は取付けずに取り出している各ラインを調べます。
３０アルファードでは
イルミ、イグニッション、バッテリー直、マイナス（グランド、アース）
の3種＋１が取れていました。
写真はありませんが、まず、マイナス端子が正しいことをボディのボルトとテスターで抵抗値を測り、正しくボディアースが取れていることを確認できました。
次にバッテリー直に電圧があることをテスターで確認しますが、電位が計測できません。
ネットで調べてみると８０ハリアーはここにバッテリー直が来ていないそうです。駐車常時監視などでは利用できなさそうです。

この写真はイルミのライン。
スモールオンの状態の電圧です。12.21Vで正しいです。

同じくスモールオフでゼロ電位。

イグニッションライン。
パワースイッチの位置はアクセサリ。
ゼロ電位

イグニッションオン。
11.85V。
ちょっと低いけどOK

無事、イグニッションに電位が取れたので増設シガーソケットを接続します。
これも３０アルで使っていたものを転用。もともと付いていたシガーソケットはぶった切って、ヒューズボックスと間にかまして、両端にギボシを付けています。ヒューズは5Aを付けていますがこのカプラーの許容量が判らないのであまり大きな消費電力の製品は付けない方がよいかと。
これら増設の機器って電源コードに白い線があるほうが大抵の場合、プラス側です。
後は配線を束ねて、キックカバー裏に収容できるように整えます。

例の白いグロメットです。内張はがしみたいなリムーバーでこじれば外れます。

キックカバーの白いグロメットが刺さる部分です。

白いグロメットをキックカバーに戻したところ。
あとはキックカバーを元に戻して、スカッフプレートを被せたら終わりです。