レパードのトランクリッドトーションバー交換

マイ昭和63年式　Ｆ３１型日産レパードＸＳ－Ⅱ

トランクのふた（トランクリッド）は

室内からはダッシュボードにあるスイッチで電気的に開くのだが


もともとリアスポイラーがついていたせいで
それに対応した強力なスプリング（トーションバー）がついており

あぶない刑事のイメージが好きな不肖ひであきとしては即リアスポイラーを取り外したせいで

軽くなったトランクリッドが勢いよくバゴンッと開くようになっていた


なので、うっかりトランク付近に人がいる時に開けると、顎をトランクで強打するかもしれないし
走行中にうっかりスイッチに膝があたったりすると、トランクの中身を路上にぶちまけてしまうかもしれない

なによりトランクリッドに取り付けている「ＴＬアンテナ」（昔の自動車電話用のアンテナ）が
勢いよく開くとビヨンビヨン揺れてリッドが曲がりそうな勢いだ


仕方がないので
キーシリンダーやカードエントリーでリッドを押さえながら開けていたが
時々忘れてバゴンと開けるたびに

リアスポ無し用のトーションバーが欲しいと思っていた



新品はもちろん製廃

時々中古がヤフオクで見かけるものの

パーツ番号が明記してあったり
リアスポ付きか無しかが明記してあればいいものの、そんなのはマレ

ちなみに部品番号は

84432-Ｆ6100右
84432-Ｆ6110右（リアスポイラー用）
84432-Ｆ6120右（88.8～）
84433-Ｆ6100左
84433-Ｆ6110左（リアスポイラー用）

何をもってして右なのか左なのかは分からないが

そもそもこんな情報は解体屋さんには通用せず

たいていはその出品者のその他の出品物を見て推理するしかなかった

でもって多くはリアスポ付きと判断し
入手に至らずトランクをうっかりバゴンバゴンと開けていた


先日のレパードミーティングでは

解決策としてトランクリッドに重りをつけるという作戦も伝授していただいたので

最悪それもアリかなと思っていたが


そんなある日、これは間違いないと思われる出品があったので落札した

届いたバーを、現在ついているバーと比較する


リアスポ付きの方が若干太い




左がリアスポ付き　右がリアスポ無し


これは間違いないようだ


早速汚れを落とし、色を塗りなおして装着する

リアスポ付き用の方が太くて反力が強いので

それに比べればリアスポ無し用は取付も簡単だ



で、結果は

​バゴンッってならない！​


これで他人の顎を強打することも、荷物をぶちまけることも無くなった

ただし、極端な傾斜地（フロントが上）に停めるとトランクリッドが閉じてくるのはしょうがないか



しかし、この仕組みを見るたびに

よく考えられた微妙なバランスの部品だなあ