『アバター』

今年最初の映画鑑賞作品です。
最初から困った作品を観てしまった・・・・
こんなにもオリジナリティの無い作品は珍しいゾ
物語が進むにつれてどんどん気持ちが醒めてしまいました。
古今東西の名の通った映画のいちばんのエキスをパッチワークにして、全体像で『アバター』という
作品を作り上げています。
でもパッチワークのひとつひとつが、それぞれの元映画のコアな部分なので個性強すぎで全体像としてひとつの作品に見えない。
普通だったら元ネタとなる作品を自ら消化して新しいカタチに創造しなおすのでしょうが、この作品は
そのまんま接ぎ合わせただけ。
映画をたくさん観てきた量と、観賞後の感動が、見事に反比例する作品だと思います。
失礼な言い方だけど
映画をあまり観た事がない方ほど大きな感動を覚える事でしょう。

エヴァの「エントリープラグ」のような小道具を用いて
未来の遠くの「腐海の惑星」で
「サン」のようなヒロインと絡む
「ダンス・ウィズ・ウルブズ」そのまんま
クライマックスに「大海嘯」が起きて大団円

通常版で観賞したので3Ｄ用カメラワーク部分が浮いてしまってました。
３Ｄの「アトラクション・ムービー」として観れば、もう少し面白かったのかな？