『アンダーワールド 覚醒』

とても面白かった！
存分に楽しめました♪

「え？続編やるの！」ってのが最初にこの作品の事を知った時の思いでした。
それも、アレ（エボリューション）から１２年後の世界で、セリーンが人間に捕まってる設定だって。
それじゃまるで、駄作に堕ちたバイオハザードの二番煎じな設定じゃん（怒
微かな希望の光の中で終わったエボリューションのラストを汚さないでくれ～！！
って思いで、最初は劇場に行くつもりはありませんでした。
でも、
おとこの性ですね。
ケイト・ベッキンセイルの演じるセリーンの、裸に革ツナギの美しい妖姿を観たくて足を運びました(汗
そしたら、大正解。
やっぱ映画は観てから決めないとダメですね。

ハリウッドにしてはちゃんと過去作を踏まえたその延長上のストーリーになってました。
わりと単純な判りやすいストーリーだし、新キャラの謎の少女も登場するなり正体みえみえ（笑
でも、そんな謎解きより「新章」の開幕を告げる壮大なプロローグとして楽しめば良いと思います。

不死者の始祖から始まり、
ヴァンパイアとライカンそれぞれの長老たちの怨念と確執をゴシック調に描いた旧シリーズから、
長老たちの呪縛から解き放たれた二つの種族の抗争をサイバーパンク調に描く新シリーズへ。
ヴァンパイアとライカンが広く人類に知れわたった世界で、急速に衰退してゆくヴァンパイアと
密かに力を増大させていくライカンの構図が、ちょうど旧シリーズの設定の裏返しなのも面白いとおもいました。
ハイパーライカンまで登場して人狼族はますます勢力を拡大してゆき。
追い詰められ衰退してゆくヴァンパイア。
最後の希望は、裏切り者セリーンの体内に流れる不死者の始祖コルヴィナスの血。
そして、ハイブリッドファミリー（笑

このシリーズ。
最後まで劇場で付き合う事に決めました。