今年の7月をもって、僕のルグランは車齢15年を迎えました。1998年7月に新規登録されてから12年間の間、群馬ナンバーで3万キロを走破。13年目を境に前オーナーの手を離れた2.0ルグランは、一時的に西日本で休息をとっていました。ところが当時免許取り立ての若造であった自分(きっと今もでしょうがw)に突然身柄を引き渡され、再び北関東の地へ強制送還されてしまうことに・・・それ以降の出来事は、このブログをご覧になられている皆様のご承知通りかと思います。 車齢15年を経て我がルグランのオドメーターはようやく57000キロに到達、まだまだ先輩方のU14と比べれば走っていない方ですね。エンジンや各部の調子もすこぶる良好。「労わられるにはまだまだ早いわ!」との声が聞こえてきそうなくらいに気持ちのいい走りをしてくれます。 今日は久々にいろは坂へルグランのノーズを向けてみました。いつも、山坂道に行ってしまうと血の気の多い走りになりがちなので少しは品のある走りを心がけてみました。タイヤを泣かせず、緩やかに変化するGを心がけます。それでも、明らかに早いペースで山坂道を登ってしまうルグラン様のせいか、先導してた車皆に譲られてしまいました(;・∀・)←決して煽ったりなんてしてないですよ!!前の車が居なくなろうものならルグラン様はビスカスLSDを効かせながら3速でコーナーを立ち上がり、直線で4速にシフトして8~10%の勾配を涼しい顔して加速していくのです。コーナーでも軽やかに右に左に自由自在に旋回していくあたりは、さすがブルーバード。ルグランだからって軟なだけの足じゃありません。 ステアリングを握りながらルグランの走りに酔いしれていた自分は、そのまま県境を超え群馬県に入っていたことすら忘れてました。すっかりこの車の魔力に憑りつかれていますな。我がルグランの姿を見て常々思うこと。「優しい姿の中に凛々しさも隠し持つ」15年という年月を経過してもルグランの走りは未だに冴えわたっていることを改めて思い知らされました。