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イイね!
2013年09月26日

根拠の無い自信を持て! ゴールのない目標を目指せ!



昨日、今日と、本腰をいれてハーネス解析に乗り出しました。



最初は何のこっちゃ解らん、膨大な電線の束でしたが、電気配線図と実物を照らし合わせていくと、おぼろげながら道筋が見えてきました。

ハーネスというもの、特に直流電源とアースに繋がる部分は、一つが二つに二つが三つにと全てが繋がって分岐してゆくので、実物見るだけではもうサッパリわからんちんな状態でお手上げだったんですが、電気配線図をじっくり見ていくと、全て書いてある通りに分岐していることがわかり、それならばどれがどれなのかが解り始めてきました。

ここで、とりあえず僕は、エンジンを動かすのに必要じゃないハーネスを間引いていく事にチャレンジします。

エンジンスワップのハーネス作りって、必要なハーネスを探し出して取り出す方が時間もかからず王道なのでしょうけど、僕は逆に要らないハーネスを探し出して、一つずつ外してゆくという方法をとることにします。

そうして、全てのハーネスの意味と種類を確認しながら間引いていくことによって、この車に張り巡らされたハーネスの全体像を把握することが出来て、それによって車への理解がより一層深まると思ったからです。



おそらく、こんなやり方は、「エンジンスワップ」という一つの目的地へ辿り着く為の道順としては、恐ろしく遠回りで非効率的な手法なのだと思います。

しかし、前にこの大改造計画に突き進んだ経緯のお話でも書きましたが、そもそも今やっているこの「車作り」の動機は「自分の車を深く理解したい」という欲求の元に行っておりますので、この遠回りは僕にとってはとても意味のあるものなのです。





昨晩、僕は自動車のセンサーに、日射センサーなるものがある事を始めて知りました。
車から各種ハーネスを抜き出してる時、正体の解らなかった部品の謎が解けたのです。
こういう新鮮な発見が、D.I.Yの喜びです。




間引かれたハーネス類も、ちゃんと保管します。後から必要になる可能性は十分にあるからです。



その為、間引く時は必ず、何処の何の配線だったのかの記録をつけていきます。



剥がした被覆をだけで、こんな量になってゆきます。





場合によっては、配線を切るのではなく、カプラーから端子を外します。
去年、とある工具屋から買った専用道具が初めて役に立ちました。



こんな風に非効率的な作業だと、進行速度が遅い上に、けっこう疲れるので、結局この連休だけでは全部終わりませんでした。





しかし、ここでふとある事に気が付きました。








この作業なら、家でもできるじゃん。(´・ω・`)


そんなわけで、お家に持ち帰ってきました。

紅茶大改造計画の作業の中で、ガレージじゃなくても出来る作業は初めてです。

これなら仕事がある日でも、家に帰ってから少しづつ進められます。


ちょっと自室を片付ける必要がありますが、これなら作業の進行を加速する事ができるでしょう。



最初に、ハーネスの山を見た時は、そのあまりに膨大で未知なる領域に立ちすくんでしまいましたが、千里の道も一歩からとはよくいったもので、何となく何とかできる気がしてきました。


まったく根拠のない自信なのですが、初めて自宅でクラッチを交換した時も、エンジンを交換した時も、ガレージで鉄を切ったり溶接したり、フレームを作ったりした時も、一人でも独学でも時間をかければいつかは出来るの精神でやってきたのですから、今回だって何とかなる。

そんな風に思ったところで、今日の作業はこれにて終了。また明日です。

なんかもう完成がいつになるかはますます解らなくなって来ましたが、止めなければいつかは出来るでしょう。

30歳になるまでに自走・・・ってのは、多分無理ですけども。(笑)



それにしても、電気配線図だけは絶対に必要でしたね。20年近く前のでも今でもちゃんと買えるスバルに感謝です。
学生時代に行ったクラッチやらエンジン交換の場合もそうですが、独学にて行う場合、解説書の存在が必要不可欠です。さすがに教える人も本も無い状態では何も出来ません。地図も方位磁石もなしに、ダカールからパリを目指すようなもんですわ。
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Posted at 2013/09/26 23:29:43

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この記事へのコメント

2013年9月27日 6:32
おはようございます、

電気配線本当にめんどくさいですよね、でも各配線回路を把握すれば将来不具合よトラブルを起こした時には、必ず思い出し原因の究明を早く突き止められると思います。 この作業はけして無駄では有りませんよ。
コメントへの返答
2013年9月27日 22:58
こんばんは。

本当に面倒くさいのですが、解らなかったモノが徐々に解っていくこの感覚は嫌いではありません。

将来的には、WRXのエンジン搭載も視野にいれているので、その時の為の礎にでもなればと思っています。
2013年9月27日 7:54
ほとんどが要らない線でしょうが、こんな信号をこんなところから拾っていたのか??という事がままあります。現代の車は特にそういう傾向ありますので厄介です。

切断せずに赤印を付けてそれだけを束ねておいた方が後々いいかも?

私には全く未知の領域ですが・・・・・
コメントへの返答
2013年9月27日 23:08
その通りなのです。

昔、何かの雑誌で、マッドハウスの故・杉山氏が、K4GP用のポルシェレプリカのパワートレーンに、三菱・iを用いたところ、エンジン制御でエラーが出て苦労しているというような事が書かれていたのを読みました。

現代の車は、本当にあらゆるところに制御の手が及び、ちょっとしたセンサー異常で、エンジンのセーフティーが入ってしまったりします。

一昔前であっても、ATとの協調制御が前提のエンジンなども、やはり苦労するのでしょう。

その為に、初期型インプのFFのMTをドナーに探したりもしたわけで。

可能な限り、まだ昭和の香りが残る時代の、ギリギリなところを狙いました。

あとは、こいつに変なエンジン制御がプログラムされていないことを祈るのみです。

東京駅の地下鉄網よりも複雑なこのハーネスを、どーにかシンプルにするには、一度ばらして整理しないと、にっちもさっちもいかないのです。
2013年9月28日 1:41
はじめまして。

車のハーネス設計に関わったことがありますが、
メーカーさんでのハーネス製造は
まさにその逆の作業です。

チューブを取り付けたり、テープ類を
巻き付けたりしていくのは
人の手でおこなっています。
 (分岐~コネクタ間の長さを決めたり、
  コネクタの位置を決める為のピンが
  立ててある“大きな板” があるので
  作業は効率的ですが・・・)

--------
 >ハーネスの山を見た時は、その
 >あまりに膨大で未知なる領域に
 >立ちすくんでしまいましたが、
 >千里の道も一歩からとはよくいったもので、
 >何となく何とかできる気がしてきました。
小規模なドア用ハーネスなどは分かりやすく、
大規模な車体・インパネ用ハーネスは
膨大な電線量で分かり辛いですが、

そこにあるユニット類や端子数が
多いだけで、個々に見ていけば
ドアハーネスも車体ハーネスも
似たようなものです。

作業量が多くて大変かもしれませんが
がんばってください。(^^
コメントへの返答
2013年9月28日 20:59
ようこそ。有限では在るが果ての無いみんカラの海の僻地へ。

設計に関われるだなんて、うらやましい限りです。


何かの雑誌で、WRCのWRカーのハーネス作成現場の写真が載っていて、その大きな板というのも写っていました。

ハーネスを作り直す時に真似しようと思ってます。

購入した伝記配線図は、GC#GF#のものなのですが、ざっと読む限り、この辺りの年代までなら、素人でもなんとかなるのではないかと楽観したりしてます。


ですが、これ以降の年代となると、もはやメーカー技術からのフィードバック的ノウハウを有したっ専門家でないと解析不可能なのではないかと思ってしまいます。


専門的知識のバックボーンのない素人が、いったいどこまでやれるのかは未知数ですが、何とか抜け道見つけてでも、ゴールに辿り着きたいと思います。


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