目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
続、構造変更備忘録です。
陸運支局に構造変更について問い合わせた際、「当日の寸法確認を迅速に行うために、寸法図を作成されておくことをおすすめします。」と担当の方から言われたので、せっかくならきちんとしたものを作ろうと思い、2日間、CADの勉強をしました。
仕事が終わったあと無料ソフトのJWCADと無料説明サイトとにらめっこし、黙々と使い方を覚えていきました。
少し使えるようになるだけでもとても便利で、サイドポケットの設計図もこのCADを使ってmm単位で綺麗に描くことができました。
結果的に、構造変更当日はやはり寸法計測と面積比の素早い計算に有効な1枚となり、とても役に立つこととなりました。
各寸法を測るのはそこそこ大変でしたけどね…
ポイントはやはり、荷室の縦横の長さや、客室と荷室(特種用途部分)の面積です。
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ちなみにこれが最終的な内装の状況ですが、右の赤いカーゴは工具を乗せているものです。構造変更当日に指摘された部分を直ぐに直せるようにするためあらゆる工具を積んでいました(笑)
左は車いすに見立てた簡易車いすですが、本来は無くても良いそうです。中古品をオークションで仕入れました。
しかし、タイダウンベルトやシートベルトの強度を証明するためには、構造変更当日はとても有効で、結果的にはあって正解でした。
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さて、タイダウンベルトについてです。
タイダウンベルトは意外と高価で、なかなか安価なものが見つかりませんでしたが、某輸入工具店において、良いものがありました。
長さ約2.5mで、2個入りが約1000円です。
車いす1基あたり、4箇所固定する必要がありますので、この2個入りを4セット購入しました。
2.5mのままですと、長すぎましたので、これを各1mずつカットし、計8本を1.5mの長さに揃えました。これらの取り付け位置は荷室の隅4箇所にある、純正のタイダウンフックです。各フックにタイダウンベルトベルトを2つずつ設置し、車いす2基が固定できるように長さを調整しました。
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続いてはシートベルトです。ワイド車はやはり、車幅が広いので、汎用のシートベルトの長いタイプを購入しようとすると、1つ20000円程度必要のようでした…
そこで、中古の巻き取りタイプのシートベルトを入手し取り付けることとしました。
このタイプであれば、引き出すと2m程度ベルトの長さがあり、十分な長さを確保出来るほか、使わない時は吸い取られるため、収納面からも便利でした。
私はHR32の後部座席タイプ2個+中席用ベルト1個セットを2200円程度で落札できました。
このうち、中席用ベルトは使用していません。
以前はHCR32スカイラインに乗っていたので変な懐かしさです(笑)
ベルトにはしっかりと日産と描かれていました(笑)
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このベルトをサイドポケット内にしっかりとボルト固定しました。
実は…かなり四苦八苦したのですが、この巻き取りタイプのシートベルトは設置角度が正しくないと、ベルトが伸びない仕組みとなっており、今回購入したこのベルトは写真のとおり、約45°の角度で取り付けなければロックがかかり、全く引き出すことが出来ませんでした…
結果的にはこの角度で取り付けた方が取り出しが楽で良かったのですが、シートベルトの構造を理解するのに2時間くらい費やしてしまいました…
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シートベルトの受け側はタイダウンフックの締結ボルトと共に取り付け、2つのベルト(2基用のベルト相互)をクロスする形で取り付けられるように左右対称に取り付けました。
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右のサイドポケット内はこんな感じです。
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えーちょっと汚い写真で恐縮ではありますが、クロスさせるとこんな感じです。
一応、車いすに乗ってフィッティングを確認しましたが、適度に押さえられる感じで、なかなかのいい感じでした♪
さて、ここまで終わると基本的な構造の準備はOKです。あとは構造変更当日の模様ですね!
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