サーキットへの道のり その8♪
投稿日 : 2015年09月01日
1
前回、バッテリー保護の為にエンジンを始動した際に発覚したオルタネーターのトラブル。
オルタネーターのロックによるファンベルトの引き摺りが原因で煙が上がるというものでした。
でもその後、いまひとつ腑に落ちない点が・・・
オルタネーターのトラブルといえば、ファンベルトによる駆動はしてるけど、発電していない、とか、発電が弱い、という症状が一般的なような気がします。
「ロックしてるとはどういうことなんだろう・・・」
そんな素朴な疑問から作業を開始しました。
2
まずは、オルタネーターを素手で回してみます。
確かに回りません。
ロックしている感じです。
次に、あまり意味はないとは思いましたが、潤滑油の王様、CRC556をプーリー付近にたっぷりと吹き付けてみます。
オルタネーター本体に潤滑油をたっぷりと吹き付けるのはどうかと思いましたが、壊れていることが前提での作業なので、構わずいきます。
3
その後、プーリーのセンター部分のナット(10mm)を利用して、メガネで回そうと試みます。
そうすると、重いですが何とか回ります。
でも、ファンベルトではとても回らない重さです。
その後、めげずにCRCを吹き付けてはメガネで回す、の繰り返しをしていると、だんだん回転がスムーズになっていくではありませんか!
この時点では、プーリーが軽く回る部分と重く回る部分が繰り返している感じです。
更に作業を進めていくと、若干の抵抗はあるものの、素手でも回せるくらい軽くなってきました。
その後、思いきってファンベルトでの駆動を試みることに・・・
4
前回の作業でも書きましたが、ツアラーくんのファンベルトは、外すのは超簡単です。
ですが、組むのはちょいと時間がかかってしまいました。
限られた工具を使って作業をしていたのもありますが、体力がなくなってきているのも原因かもしれません(^^;
ワタクシはいつもオートテンショナーを動かす場合、メガネを2本使います。
作業をしたことがある方ならご理解いただけると思いますが、オートテンショナーを工具を使い、右手で時計の回転方向に回した状態をキープしておいてベルトをかけます。
この作業でかなりの体力を奪われてしまいましたが、無事にファンベルトが装着されました。
5
バッテリーのマイナス端子を繋ぎ、エンジンがかかることを願い、いざクランキングです。
エンジンは一発始動です。
しかし回転が重い感じで、アイドリングが不安定です。
その後間もなくしてエンジン停止。
再びクランキング。
今度は少しだけアクセルを開けて、アイドリング状態をキープしてみます。
この時、エンジンルームには細心の注意を払います。
暫くすると、アクセルを開けなくても自力でアイドリングをし始めました。
車から降りて、エンジンルームを覗きこみます。
オルタネーターは異音もなく、回転も安定しています。
この時、サーキットテスターを持ち合わせていなかったのでオルタネーターの発電状況はわかりませんでしたが、根拠はありませんが、きちんと発電をしている気がします。
あくまでも気がするだけです。
この時、ツアラーくんの強い生命力を感じちゃいました。
これって、親バカというのでしょうか(笑)
これでひとまず、自宅ガレージを脱出できます(^o^)
それから、オルタネーターは決して直った訳ではないので、今後も要注意です。
6
おまけ。
今回の作業中に破損部品が発生しました。
当時、70スープラ乗りの知り合いに頂いた、TRUSTのエアクリーナーですが、フレーム部分(プラスチック製)が自然に割れてしまいました。
経年劣化ってやつですね。
復活の暁には新品を導入予定なので、今回は放置プレーとします。
7
次回予告!!
リフトアップをして、下廻りの点検をしてみよう。
錆の心配もありますが、それよりも、ブッシュ類の劣化がかなり心配です。
でも、いつの作業になるかなぁ・・・
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