【製品開発】 NEOPLOT(ネオプロト) ブレーキペダルNEO ①
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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ペダルへのフィット感があって、制動力をコントロールしやすいブレーキペダル!
を、テーマに新製品の開発を続けてきました。
お見せできるのはまだまだ最終形ではありませんが、ほんの一部でもご紹介できればと思います。
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テーマを実現するために弊社製品、アクセルペダルNEOの「円弧形状によるシューズソールとペダル面の自然な接点移動の創出」の考え方と、フットレストバーNEOの「足裏拇指球とのコンタクトポイント形成によるグリップ感の創出」の考え方を基本に、現在に至るまで様々な形状のブレーキペダルの試作を行ってきました。
仮説を元に形状を検討し、3Dプリンターでモックアップを製作、実際に車両に装着して性能検証。それもロングテスト。
問題点やその改善点をまた試作にフィードバックする。
この繰り返しを行ってきました。
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この3Dモックアップの形状も最終形ではありませんが、おおむねテーマとしたブレーキペダルに近づきました。
取付方法はボルト&ナット。
ノーマルのペダルパッドを取り外し、無加工で取付可能となっています。(ペダル本体にボルト穴があいています)
画像を見られてお気づきになられた方もお見えになると思いますが、ペダル左側に特徴的な部分があります。
ここについては後ほど・・・。
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さて、このブレーキペダルの特徴は、
①足裏の感覚で、ペダルのベストポジションに足を添えられる。
②初期タッチ~ブレーキングの際、足裏拇指球と足指でペダル凸部を掴むような感覚になり、細かなブレーキングがしやすくなります。
③ブレーキング~停止まで、足裏拇指球がペダル凸部と強く接触し、確実なブレーキングを感じ取れます。
④踵が上がるくらいのハードブレーキング時は、凸部の頂点をスタートにペダル面の円弧に沿って接触ポイントが移動し、スムーズでかつ強力なブレーキングを可能とします。
注:ペダル断面形状は最終的な量産仕様とは異なります。
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3Dモックアップは、半透明な部材ですので存在感がありませんが、製品はアルミの削り出しとなりますので、アクセルペダルNEO同様に存在感を演出できると思います。
この時はあえてノーマルアクセルペダルでの検証を行っていた時の画像ですので、次回量産試作が仕上がってきた時には、A-Bペダル+F を全てNEOPLOT製品で撮影した状態で記事の更新をしたいと思います<(_ _)>
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テーマに加えてもうひとつ特徴を持たせたことは、実は我々が市場調査をした際に思いのほか「左足ブレーキ」を多用するユーザーが多かったことに驚き、2ペダル車両を速く走らせるコツとして主流になってきているんだなぁ~と、感心したことが発端で、左足ブレーキの優位性を製品の特徴として表現しようと思いました。
注:弊社として「左足ブレーキ」を推奨または強要するものではありませんので、誤解のないようお願い申しあげます。
この形状にも試行錯誤がありましたが、おおむねこの形状で進めています。
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フットレストバーNEOに置いた左足からの~
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左足ブレーキ~
これについては、フットレストバーNEOを開発した時に考慮した「クラッチペダルとの踏みかえのスムーズさ」が良好な結果を示してくれました!
現在、量産試作品の仕上がり待ちですが、その量産試作を最終的に確認し、発売の準備を進めていくスケジュールとなっています。
順調に行けば、商品の発売は12月頃。
価格は未定ですが、量産試作品をお披露目させていただく時には公表できるよう努めてまいります。
それではこの新製品「NEOPLOT ブレーキペダルNEO」を、よろしくお願いいたします!
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