プリ50 デイライト化 光量アップ アクセサリーライト
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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前回の実験結果を基に純正アクセサリーライトをデイライト化してみました。
実現方法は純正アクセサリーユニットには手を加えずライトユニットに供給する電圧を上げることで光量をアップさせる方式としました。
これが装着結果でノーマルポジションとデイライト化の比較です。
驚くほどには明るくないですが視認性はまあまあ上がりました。
純正アクセサリーライトLEDの電流は標準で10mA程度が流れます(片側)。
今回は、これを22Vに昇圧することで40mA程度を流す作戦です。
なお電圧が高くなってもLED自身は12vの時と同様の一定の電圧しかかかりません。増加分の電圧はアクセサリーライトユニット内の抵抗が吸収してくれます。
この程度の電流負荷増による純正LEDの耐久性の影響は少ないと思いますが、どうでしょうか?
これから耐久テストをしてみます。
以下、製作記録です。
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純正のアクセサリーライトの光量をあげるために12Vの標準電圧を22Vに昇圧するDCDC昇圧電源ユニットを作成しました。
構成はMOSFET内蔵の昇圧スイッチングギュレータIC(新日本無線NJW4131)を使用したキット(秋月電子通商にて購入、最大30Vまで昇圧調整可能)。それにリレーを組み合わせた回路です。
ケース、ハーネス込みで製作費約2000円という安さです。
アクセサリーライトをデイライトとして使用時は22Vで明るくし、ライト点灯時は12Vで標準のポジションの明るさに戻します。
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⬜︎追記(2023.6.18)
今回のデイライト化の回路図です。間違っていたらすいません。
イグニッションの+線をドアロック解除後にオンになる回路に繋ぐと、デイライトが速やかに点灯するので面白いかも知れません。欧州車などそういう点灯順序になっていたりします。
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ケースを艶消し黒に塗装してみました。
取り付けてしまえば見えないので無駄ですが・・・。
コネクタには住友電装のTSシリーズ(トヨタが好んで純正採用)を使用しました。
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このユニットを助手席グローブボックス脇に両面テープで取付ました。
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配線は助手席グローブボックス裏のコネクタ「3F」32番の赤い線を加工しました。これがアクセサリーライトへ繋がるプラス線です。
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この線にDCDC昇圧電源ユニットを割り込ませるためにコネクタ(住友電装TSシリーズ 2ピン)を取り付けました。すぐにオリジナルに戻せるようにショートコネクタも用意しました。
エンジンルームやライトユニットは加工しないのでシンプルな仕上がりです。
■要注意!!
この配線に22Vを加えるので自己責任での対応となります。
しかし、流す電流が100mA以下であり電線、コネクタも対応できます。
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デイライトをオフにも出来るように運転席下にスイッチを設けました(エーモン製 ロッカースイッチ3215、コネクタは住友電装TSシリーズ)。
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