
長文注意!
10日(日)のお話。
僕の故郷である岐阜県東濃地区にて開催されました、
『グランフォンド東濃 2015』
に参加してきました。
本格的に自転車を始めてから毎年恒例のイベントでして、参加はこれで3年連続となります。
1年のうち2、3回の割合でサイクルイベントに出場していますが、今は離れたふるさとで開催されるこのイベントに関してはどうしても外せず、どのイベントよりも楽しみで気合いが入るのは無論のこと。
前日仕事を終えて実家で泊まり、翌朝会場入りしました。
日頃から大変お世話になっております、自転車の師匠きむたこさんと合流。僕が今回着用したジャージはきむ師匠から受け継いだもの。なんか気分だけでもこの人に近づきたくて(笑)
スタート前駄弁っていると、SL01乗りのクライマーお兄様からお声掛け頂いた。(以下 お兄さん)
なんでも、去年きむさんが乗鞍スカイラインHCから長野県側に下りエコーラインHCをするという変態的走行をされた時一緒だった方らしく、たまたまこのイベントで再会と。
よく覚えてましたね〜なんてきむさんが言っておられましたが、乗鞍を上り返す人なんかそうそう居ないんじゃない?記憶に残って当然のような気もするぞ?(笑)
このお兄さんも交え、エスヒロさん、シケインさん、きむ師匠、僕の5人でグランフォンドコース、ほぼ最後尾スタート。
天気はめちゃくちゃ良い。ただ、風がめちゃくちゃ強いっていうコンディション。
まあ、雨男なので晴れてくれるだけでマシとポジティブに捉え、第1CPへ向かいます。
きむ氏、相変わらず物凄い牽き。
信号待ちで振り返り、
きむ氏:『あれ、速い?』
我々:『うん、速い…』
これはもはや定番のやりとりです(笑)
第1CPは陶町のこま犬。美濃焼でできているんですよね。
東濃のご当地グルメ、からすみ(米粉が原材料の和菓子)が早くも登場します。懐かしい味です。こちらを離れてからこのイベントでしか食べなくなったな〜
なかなか可愛らしいゆるキャラも居ましたよ。
R363は一昨年夏に自転車で帰省して以来のサイクリングですが、その時は地味なアップダウンがじわりじわりと足を削ったのを覚えていて、油断はできません。
とはいえまだ序盤。調子もまずまずでインナーを使う事はありませんでした。
陶と明智の境からは気持ちよい下り。
随分長いこと苦手だった下ハンを持つポジションも、ここ最近は全く苦しくありません。
道路工事の信号待ちで足止めを食らうも、ここまで気持ちよく走行し第2CP、明智町大正村。
僕はこの街にある高校に通っていました。
あれからもう10年以上経つんだなーとこみ上げてくる懐かしさ。
エイドで頂いたのはみたらし団子とコロッケ。
めっちゃ美味いです。
僕大食いだからこのイベント大好きwww
テンションも上がってきたところで、進む方角が変わり風は向かい風となり、真正面から爆風を受け止めます(笑)
きむさん速ぇ〜
風除けになるからーって言ったのにもう見えないですよー(笑)
風は強くとも実家近くの道なのでテンションとモチベーションは高く、そのまま山岡を抜け岩村の城下町を過ぎ、第3CP岩村町のパン屋さんkittoへ。
実家でたまに置いてあったここのパンをよく食べてました〜
お店に寄るのは初めて。今回1番楽しみにしてたエイドでした。
色んな種類があって迷いましたが、ここはこれから挑むこのコース1番の難所に備え、大好きなチョコがたっぷり入ったチョコベーグルで。
あー美味い。。。
足攣り防止にドリンクもたっぷりと補給していざ上り。
前を行く我が師。
何乗ってもほんっとに速いし、綺麗なペダリングに引き締まった体に、いかにも自転車乗ってますって感じのバキバキの脚や焼けた肌とトータルコーディネートされたサイクルウェア。
・・・なんか、カッコ良すぎなんですけど。
師匠だからって特別に持ち上げてる訳じゃなく、ほんとに。
この日初めてきむさんを見たウチの親父も言ってた。お前もああいう風になれよって。
俺だってなりてぇよ〜なれねぇんだって!www
車では何度も通ったことがあるこの難所、根の上高原。
もちろん自転車では初めてで試走も出来てないのですごく不安でしたが、そんな中でもちょっとした秘策はありました。
今回のGF東濃に合わせて、ガーミンの表示に高度を追加しました。
予め根の上高原の標高を覚えておき、サイコンに現在の標高を表示させることによって、あとどれ位上りが続くのか予測しながら自分のペースを作る。
もちろん速く上ることなんて出来ないですが、その高度表示のお陰かオーバーペースを回避でき、苦手な上りが久々に楽しく思えました。景色を楽しむ余裕があったのも久々な感覚。
そして、きむさんに『だいぶ上れるようになってきたね〜』と言われたのが何より嬉しかった(^ ^)
根の上で恵那山をこんなに間近で見られるとは。標高は900mちょっと。
遂に到着した第4CP根の上高原。
ここにある恵那山荘から御用意頂いたと思われる山菜おこわが昼食。
ごま塩効いててうめぇ〜
空気も爽やかで最高〜
マビックカーの前でみなさんと一緒に記念撮影して貰いました^^
一気に下り恵那市街地へ。
この辺りは前の職場で毎日通ってた道。今日は自転車で。
懐かしさと楽しさでいっぱいでした。
相変わらず強風の中きむさんに牽いてもらって第5CPの恵那川上屋。
この辺りじゃ定番中の定番のお菓子屋さんです。
羊羹美味しい〜
ただ、お腹いっぱいで大食いの僕でも饅頭は受けつけずポケットへ(笑)
再スタート後の恵那峡ワンダーランド周辺。
ここまで順調にペダルを踏んでこれましたが、この恵那峡辺りからちょっと脚の疲れが目立ってきました^^;
平地は大丈夫だけど、上りで力がかけられなくなってきた。
もちろんきむ氏とお兄さんの乗鞍コンビには最初からついて行けていないですが、上りでの差が益々広まるように。
足攣り予兆が近いので、できるだけトルクをかけない軽いギアで坦々と要所の上りをクリアしてなんとか第6CP、恵那市三郷町の道の駅らっせいみさと。
頂いたのは去年その美味しさにびっくりした玉そば。
美味いけどもう満腹越えです!(笑)
応援に駆けつけてくれた奥さんと息子にパワーを貰い、更に今まで幾度となく足攣りの恐怖から救ってくれたスポーツミネラル粉末をきむさんから頂き、最後の上りであるアダブ峠へ。
相変わらず遅いですがここでも高度表示作戦、無理しない範囲で上りきり、再び山岡町。
R363から県道33号へ。
ここからがもう最高に気持ち良かった。
きむ師匠の強烈な牽き、最終エイドまで40km/h巡行。もう面白いほど脚が回る。
間違いなくきむミネラルが効きました。
山岡って、こんなに早く自転車で通り抜けられるんだ( ´ ▽ ` )
到着した最終CPは小里川ダム。
直前の道の駅に間違えて入っちゃったのはココだけの話www
山岡名産の寒天ずくしで。
見慣れた風景ですが、東濃ってやっぱり自然に恵まれた良い場所だなと改めて思えました。また自転車持参で帰ってこよう^^
下って稲津の街中を抜け、数キロ走行するとゴール!
各CPで押してもらったスタンプのカードが、完走後の抽選会に出られる権利となります。
なんと特等はキシリウムSLS!
本気で狙っていましたが当たったのは・・・
パワーバーwww
残念でした。
でも完走できた事に加え、多少の苦しみはあったもののきむ師匠と最後まで気持ち良く走り抜くっていう目標は達成できたと言って良いと思います。
ゴール後の五平餅もGF東濃の定番♪
一緒に走った皆様も完走です(^^)
それにしてもあれが楽だったとは、きむさんとお兄さん、お見それしました。。。
やっぱ強いな〜
そう、もう一つ忘れてはいけないのが、きむ師匠のアドバイスを受けたポジションの見直し。ほんとに楽に走行出来るようになりました。脚の疲れはただの日頃のトレーニング不足ですが、今までの悩みどころだった上半身の疲れや腕の痛みが全くありません。そして後半の高速巡航で随分長い間下ハンを持って走れました。これもずっと苦手だった事。
手応えは感じていましたがここまで変わるとは…きむさんほんとにありがとう!
走って上って、とにかく食って、笑って、今回のグランフォンド東濃を満足できる形で終えることができた事をとても嬉しく思います。
毎年規模が大きくなっていくこの大会ですが、聞いた話によると今回大きな事故も無く、完走率99%だそう。
間違いなく来年も開催が確約の好成績じゃないでしょうか。
運営も素晴らしいと思います。
そのスタッフとして前日から不眠不休で準備されていたみん友でありリアルな先輩、春ちゃん先輩は回収車運転手。各エイドでお話して頂き楽しかったです( ´ ▽ ` )ノ
朝の交通整理から、要所の分岐点で度々お会い出来たtaka-ponさんもご苦労様でした!
お二方ありがとうございました!お陰で1日たっぷりと楽しめました!^^
なかなか実現出来ないのですが実家へ帰った時にサイクリングご一緒させて下さい♪
皆さんとお別れした後、敷地内にある公園のローラーすべり台に息子がすっかりハマってしまい、やっと飽きたってなった時にう◯ち処理(笑) 預けた荷物を取りに行くのがすっかり遅くなってしまってスタッフの方に迷惑かけてしまいました。大変申し訳無かったです(ーー;)
いろいろと気を使うであろう僕の実家で1日過ごしてゴールを待っていてくれた奥さんと息子にも感謝。
お願いです、来年も参加させて下さい。。。
最高の1日でした。
〜走行記録〜
長文最後まで読んで頂きありがとうございました。