BOSCH イグニッションコイル  

【再レビュー】(2023/12/24)
このイグニッションコイルを交換してから間もなく２ヶ月、その効果を書こう書こうと思いながら今日になってしまいました。
新車から12年、６万キロを超えての交換だったんですが、思っていた以上の効果を感じています。

替えた直後は「エンジンの掛かりが良くなった」程度の感想でした。
日常の買い物程度のチョイ乗りでは殆ど何も感じなかったんですが、道幅の狭い小さなカーブが続く峠を登った時にハッキリと違いが感じられました。

非常にアクセルの反応が良く、トルクが増したような立ち上がりに驚きました。
数キロの登りだったんですが、非常に楽しく走ることが出来ました。

これに味を占めて六甲山を傾斜の急な方向から登ってみたんですが、カーブの大きさや傾斜、エンジンの回転数とかの関係で、感じられる反応には差があるようでした。
高回転で走るSレンジも使って見ましたが、どちらかというと普通のDレンジの方が違いが実感できるようです。

そしてもう一つ、普段は殆どない４人乗車で登り坂を走る機会がありまして、その時にもエンジンの力強い反応を感じることが出来ました。

決して純正パーツを高性能パーツに変えたわけではありませんが、年数や走行距離で劣化した点火性能が復活したということなんでしょうね。

大分慣れて来て違いも分かりにくくなりましたが、登り坂の途中でアクセルを践み増した時には、まだまだ力強い加速を感じることが出来ます。

やはりガソリンエンジンには、「強い火花」が必要なんだと改めて感じます。
約２年前に点火プラグだけを交換していますが、その時には「エンジンの掛かりが良くなった」程度の感想でした。
今回のイグニッションコイル交換で、点火プラグも含めた「強い火花」の効果が現れてきたように感じます。

高性能を謳った少し高価なイグニッションコイルも存在しますが、経年劣化した車には純正同等品に替えるだけで、こんなにも効果が実感できるんだということがよく分かりました。

走りと共に燃費にも良い結果が得られるかと期待したんですが、燃費に関しては特に効果を実感することはないようです。

純正品の1/3の価格で買えるBOSCHのイグニッションコイルですが、全く遜色のない性能を発揮してくれていると感じます。