N５C研究員のブログ一覧

４月に東京赴任。悩んだ６ヶ月。

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今日、６年間連れ添った３０６カブリオレにサヨナラしてきました。

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古いクルマは日常的に乗ってないと駄目ですね。６年間故障せずに元気に走っていたのに。

２ヶ月に１度乗りに帰っていましたが調子が見る見る悪くなり、先月にエンジンから異音。この冬の車検も考慮し、手放す事にしました。

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午前中にクルマ買取店に行き、書類がそろっている事を確認。その後に最後のドライブと景色の良い所で記念撮影を…と思っていたら、クルマ買取店でセルモーターが回らなくなり走行不能に。そのままお別れとなりました。

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クルマ買取店の店員さんが、ぜひ直して自分で乗りたいと言っていました。営業トークかもしれませんが。
この車を維持するのは多少の情熱が必要だと思います。でも、もし本当にこの車を乗り継いでくれるのなら、サポートしていきたいと思っています。

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きっと車は、東京赴任で放置されている現状より、整備して乗ってくれる新しいオーナーに賭けたのだと思います。６年間走り続け、今朝もあちこち走って、なぜか突然あそこで走行不能になった。直して自分で乗りたいと言う人のいる自動車買取店で。

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ピニンファリーナの傑作。
衝突安全基準が厳しくなるなかで、小型車でこのデザインはもう永遠に作れない。

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さよなら。３０６カブリオレ。
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さよなら。若き日の憧れ。
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さよなら。そして、ありがとう。

仕事の関係で春から東京に来てしまった…

３０６カブリオレはアイチ県の安駐車場に止めっぱで。

東京は徒歩圏内に何でもあって、数分間隔でバスや電車がやってくる。

クルマなんていらない？

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近隣の駐車場は1.5～2.５万円が相場。

高いよ！

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車検の切れる冬まで乗り、買い替えの予定だったけど、

クルマそのものがいらない生活。

困ったなぁ。

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温存か、売却か、

悩み多き、春。

平成29年2月以降、警告灯が点灯しているクルマは車検を受ける事が出来ません。

今日ちょっと時間があり、たまたま陸運支局のそばまで出掛けたので、いくつか疑問点を聞いてきました。

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まずは改定内容から。

車検の審査時に以下の警告灯が点灯、点滅しているクルマは車検を受ける事ができません。
・前方のエアバッグ
・側方のエアバッグ
・ブレーキ
・ＡＢＳ
・原動機

その他、クルマに積載物があればダメ、警告ブザーが鳴ってたらダメ、応急用タイヤを履いてたらダメとの事。

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３０６カブリオレはエアバッグが義務化される以前に生産されたのですが、義務化以前に生産されたクルマでもエアバッグが付いていて警告灯が点灯しているとダメだそうです。
　ではハンドルを交換してエアバッグの無いものに変え、警告灯は点灯しないように処理したらどうですか？と聞いてみました。大変答えにくそうに「元々そのクルマにエアバッグが付いていたかどうかまで、そこまで確認は出来ないと思われます。」と言っていました。陸運支局の職員という立場もあるのでしょう、決して大丈夫ですとは言いませんでした。

古いクルマでもエアバッグとＡＢＳは警告灯が点灯したら修理必須。これは古い輸入車ユーザーにとっては頭の痛い問題ができてしまいました。修理代が超高額になる可能性と、そもそも部品欠品で修理不能という可能性もあるわけです。安全の為に必要な改正である事は理解できるのですが、自動車税と重量税の増税を含め、古いクルマを維持するのが大変な時代になってしまいました。古いクルマなど捨ててしまえ！と言わんばかりの日本のクルマ制度が私はとても悲しいです。

３０６カブリオレのオーナーの方々、お気付きでしょうか。
最近の中古車価格の上昇を。
６～７年前と比べると、2０万円ほど相場が上がっているのです。

少し前なら故障の無い個体で４～５０万円払えば十分でした。
程度の良いものでも７０万円払えば購入できたのです。

しかし最近は価格が高騰しているのです。
特に安いものを除くと６０万円からがスタートライン。
だいたい６０～１００万円が現在、2017年春の相場になっています。

この冬、例年ならオープンカーの価格が下がる冬期に、３０６カブリオレは値を下げませんでした。
これは驚くべき事なのです。

旧車、ネオクラシック、ヤングタイマー…
そんな車たちの仲間に、
３０６カブリオレが入れてもらえる兆しが最近見受けられます。
果たして、名車と呼ばれる日は来るのでしょうか？？



最近ではネットで紹介される事も。
メディアの露出が増える事で、中古車価格はまだまだ上がっていく気がします。

「100万円級の輸入中古車＝ポケモンGO」説
http://www.carsensor.net/contents/editor/category_849/_61687.html

ネオクラシックもいいけど、もうそろそろ「ネオネオ（ネオ・ネオクラシック）」が狙い目かも？
http://www.carsensor.net/contents/editor/category_849/_62148.html

２０１７年２月から車検の方針が変わった。
警告灯が点灯していると、車検を受け付けてもらえないそうだ。
古いクルマでも…だという。

エアバック警告灯が点滅している私の３０６。

ディーラーに駆け込めば直るだろう。
しかし予算というものがある。
決して潤沢とは言えない。

もう作られて１８年が経過した私の３０６カブリオレ。
大小さまざまなトラブルを抱えながら、毎日走り続けている。

直すか、直さないか。

…いや、現実を言えば、自分で修理するか、廃車にするかの２択だ。

悩む。