柄にもなく読書

私は普段殆ど本を読みません。
漫画ですら極偶にしか読みません。
読むスピードがノロいので途中でイヤになるからだと思います。
ところが何をとち狂ったか最近立て続けに文庫を2冊ほど読みました。
少年Ｈ
永遠の0
ま、どちらもベストセラーで今さら感もありますが。
どちらも読書下手の私にも読みやすく私にとってはハイペースで読み終えました。
割と面白く読めました。
ただどちらも読んでて微妙に違和感を抱きつつ読みました。
以降ネタバレありかも知れないのでご注意を。

前者は作者の体験に基づき書かれたとのことなのですが
幼年期の記述がとても詳細に書かれてます。
詳しすぎるのが逆に違和感だったのです。
私よりもはるかに年上の方なのに。
私は幼年期の記憶なんぞ僅かしかありません。
私のような凡人とは全然違うのでしょうが。

後者は体験談のくだりと姉弟のやりとりの表現の仕方が違いすぎます。
落差があるというか･･･
体験談が主役で姉弟の描写は添え物みたいに感じてしまいました。

読書下手が一気に読み切るくらいなのでどちらも面白いのは確かなのでしょう。
だからベストセラーなのか。