2009年08月23日
スタイルシート。
今使「今日のエボゴン」を御覧の皆様。こんばんは<(_ _)>
今回は網膜色素編成症で実感している症状について、このブログを題材に簡単に説明します。
先ず、今使っているスタイルシートについてです。
先ず、この病気になると背景が黒系や濃い色の背景に白文字のものでないと、コントラストが少なく見え難くなります。
極端に言えば、白地が多いと、私の眼の中ではカメラ/写真用語で言う所の、白飛びに近い現象になります。
航空機の計器類が黒地に白文字なのも視認性を上げる為であるとも聴いております。
私の網膜は、カメラのフィルム感度に例えて言えば、一般の人がISO400程度有るとすれば、ISO100程度も無いのでは【もしかしてISO20程度かも】と感覚的に思って居ます。
フィルム感度は2の倍数の2分の1乗数【√の中に2の倍数が入る】で比例しますので、例えばISO400とISO100では4倍違うと思う方もいらっしゃるでしょうが、実際は2の2乗なので2倍の明るさの違いになります。
ストロボのガイドナンバーもこんな風にして光の到達距離が解る様になって居ます。
上述の様に、私の眼が白飛びの様な感覚になるのは、瞳孔でも絞りきれないからだと思います。
ですから、白地が多いと見え難くなるので、パソコンに向かう時にはコントラストが得られる様にサングラスをしています。
サングラスの難点としては、色目が変わってしまう事【緑が青に見えたり等】ですが、これは仕方有りません。
これを防ごうとすれば、サングラスの色を薄くするしかないので、自分自身でどの範囲を許容するか決めなくてはなりません。
こればかりは、自分以外は解らない領域ですので、自分自身の感覚を最優先にしてサングラスを選ぶしかありません。
で、この病気には専用のサングラス(遮光用のフィルターレンズ)が必要で、医師から処方箋を出して頂いて眼鏡屋さんで作って頂きます。
私が使用しているのは東海光学と言うメーカのCCP(屋外用)というシリーズのサングラスです。
紫外線は勿論、500nm以下の可視光線もカット【遮光】します。
もう一つ、このメーカにCCP400と言うシリーズのサングラスが有って、こちらは紫外線と併せて400nm以下の可視光線をカット【遮光】します。こちらを、 屋内用(パソコン用)に使用しています。
皆、度入りで作っていますが、コンタクトを装着している方には、フィルターレンズのみで作る事も出来る様です。
皆さんへ:
皆さんも日差しが眩しくてサングラスを掛ける事が有ると思いますが、運転に不適合とされているレンズも数多く有ります。
その多くは、色の濃いレンズのサングラスです。
私が使用しているサングラスのレンズも運転不適合に分類されています。
また、格好だけの安いサングラスでは色が濃いばかりで紫外線をカットしないものもあります。
色の濃いレンズは、確かに眩しくは無くなりますが、必然と瞳孔が開く事になりますので、紫外線をカットする機能が無いと、より多くの紫外線が眼の網膜に当たる事になり、危険です。
サングラスを作る時は、眼鏡屋さんに用途を説明して、きちんと機能するレンズのサングラスを作って頂く事を御薦めします。
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Posted at
2009/08/24 01:07:33
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