旅立ちました。

昨日、我が家の最長老だったパグ「ポコ」が亡くなりました。数えで15才でした。

今の家を購入して数ヶ月後に1才で我が家にやってきました。息子とほぼ同じ歳と言うことですね。
初めてパグと言う犬を間近で見て、愛嬌のある顔に自然と笑顔になる毎日でした。

しばらく散歩は義母が連れて行っていましたが、息子が小学校に上がった頃から散歩は息子の日課になっていきました。5年ほど前から、土日の散歩は私と息子とポコで行く事が多くなっていきました。

しかし、だんだんと足が弱くなり1年くらい前からは後ろ足が全く効かなくなってしまい、寝たきりの状態になってしまいました。それまで外（サンデッキ）で過ごしていましたが、ケージを買ってきて室内で過ごすようになりました。でも食欲はあったし吠える事は普通に出来るくらい元気でした。

それが少しずつ吠える声も小さくなって、ここ2週間くらいは何も食べられなくなり、一昨日からは水すら飲めなくなってしまいました。

一昨日、昼に戻ってきた時は水は飲めないままでしたが、顔を動かしたりはしていたので大丈夫と思っていたんですが、夕方カミさんからメールで亡くなったと連絡がありました。
カミさんと息子が看取ったと聞いて安心しました。
息子が学校から帰って来て、10分くらいで息を引きとったそうです。帰ってくるのを待っていたんでしょうか。

息子は宿題やってくると言って部屋へ行ったそうですが、しばらく泣いていたそうです。
カミさんも食事を作りながら、涙が止まらなかったと言っていました。
私は仕事帰りのクルマの中で、色々と想い出していました。
義母は朝から用事で出掛けていたので、一番最後に対面しましたが「よく頑張ったね。ラクになって良かったね。」とずっと頭を撫でていました。

今日、カミさんが火葬へ行きお骨が帰ってきました。やはり癌だったそうです。
霊園の方の話によると、骨の状態でだいたい判るそうです。
おそらくと言うのはあったんですが、高齢で手術が無理って言うのは判っていたんで、どうすることも出来ませんでした。

最後は眠るように目を閉じたとカミさんが言っていたんで良かったです。
今までたくさんの思い出をもらいました。安らかに眠って下さい。

残されたトイプー姉妹も、ここ2日くらいは様子がちょっと変でした。何となく解るんでしょうかねぇ。