乾杯

先日初めて親父と酒を酌み交わすことが出来ました。

　

酒を飲みだして二十数年、親父とゆっくり酒を酌み交わした事、無かったんですね。

まあ下戸な人だったので酒場で金を使うぐらいなら間違いなく釣りに行ってました。

葬儀社の担当の方から何か思い出のものはありませんか？と尋ねられ思いついたのがこれでした。



お気に入りの麦わら帽子・・・・


自作の釣竿・・・・


赤ラーク・・・・
　

去年の９月まではまだ動けたんだよなあ・・・・




穴釣りと呼ばれる釣りです（テトラポットの隙間に住む魚を狙う釣りで・メバル等を狙います。）




娘もマネして竹の棒を振り回しておりました。




麦わら帽子の似合う爺と孫と・・・・


最後まで眺めていたであろう写真・・・・

　



私の親父ですが膵癌を患い１年半の闘病の後、永眠しました、見つかった時点でステージⅣ-ｂとのことで手術は不可能、この時点で余命１年の宣告がありましたので、頑張った方じゃないでしょうかね？


会うたびに痩せて小さくなる親父の姿を見るのはなんとも言い難い気持ちでした。



息を引き取ったとの一報を貰った時はご苦労様でした・・・というのが正直な感想でしたね・・・・


孝行したい時に親なしとは言ったものですよね（笑）・・・・


せめて最後はと棺の横で昔話を思い返しながら通夜を過ごしました。



今までお疲れ様でした、孫４人に囲まれて幸せだったんじゃないかな？
まあ最後はちょっとしんどかったかもしれないけどな。


あと最後に伝えてくれた言葉（仲良くな）覚えとくから・・・・