エアコンフィルター交換 4回目♪

新車時に取付したのを含めて今回で 4回目の購入になります。
交換の手順は今までにもアップしたので、今回は違う目線で整備手帳をアップしてみました☺️

通常オリジナルの状態では、周りの黒枠しか無いNDロードスター。
通常ワイパーカウルの下に隠れてるので見る事は出来ませんが、S-NDPフィルターを設置する事で虫や草の種、枯葉を網のフィルターで濾過してくれてます。
私も最初はここに換気扇フィルターを挟んでました。
目の細かい換気扇フィルターだと濾過能力は高いですが、抵抗が大きく風量が落ちる上に濾過能力が高い分すぐに目詰まりを起こします。

新品（左）との比較
真ん中は埃で黒く汚れてます。

取り外す際にはプッシュクリップを隙間から落下させない様にウエスで穴を塞いでおく事をおすすめします。

ブロアファンの直前に設置するS-ND5フィルター。
オリジナルでは、ここに網のフィルターが設置されてます。
画像2で捉えたゴミはオリジナルフィルターではここで捉えられる構造です。
画像2のフィルターを換気扇フィルターに交換してる場合は、外気導入の時は良いのですが、内気循環に切り替えるとオリジナルフィルターでは、細かな埃はスルーしてそのままエバポレータに流れて行きます。
画像左側が新品で右側が9ヶ月17000km使ったフィルターです。
見た目は色の違いしかわからないですが、元色は同じグリーンです。

グリーンからグレーに変色したのでは無く、埃が溜まってグレーになってます。
（光が当たる場所では無いので退色では無いです）
換気扇フィルターと違うのは表面積ですね。
ヒダが沢山ある分表面積が大きいのはわかりますね。
外気導入でも内気循環でもこのフィルターを通ってエバポレータに風を送るので、エバポレータは綺麗なままです。

エバポレータは、クーラー使用時には結露するので濡れたフィンに埃が付けばそこに留まり、その後雑菌やカビの繁殖が始まります。
エアコン使った時のあの嫌な臭いは雑菌やカビの繁殖している証なんです。
どんどんエバポレータは詰まっていって風量は落ちるし、エバポレータ自体を腐食させてエアコンガス漏れ…
清掃も出来ないので高価な修理代が待ってます。（インパネ全部取らないとエバポレータの交換出来ない）
私がこの商品おすすめする理由がそこにあります。

さて9ヶ月17000km使用したフィルターの風量を測ってみます。
（同じ条件にする為に測る吹き出し口以外の吹き出し口はオフ、風量は全開です。）
外気導入で、6.3m/S 秒速6.3mの風が出ています。
空気の流れとしては外のフィルター→内部フィルター→エバポレータ→吹き出し口となります。

同じ条件で、外気導入から内気循環に切り替えました。
外部のフィルターを使わず内部フィルターのみ通る経路に切り替わるので、風量は増えます。
経路の切り替えは内部フィルターの上にあるフラップが閉じて助手席足元の上の外気導入の際には閉じてる部分から吸い込みます。
気温の高い外気では無く、車内の冷えた空気を循環させるので、外気温が高い夏には内部循環に切り替える方が多いと思います。

新しいフィルターに交換した後の外気導入の風量は交換前の、6.3m/sから7.0m/sに増えてます。

フィルター交換後の内気循環も交換前の7.9m/s から 8.2m/sへと増えてます。

ここでひとつ誤解なき様一言。
風量の下の気温ですが、内気循環の画像撮ってから外気導入の画像を撮っているのと、フィルター交換作業後の画像なので、外気温等同じ条件では無く、参考にはならないので無視して下さい。

風量も手持ちで測っているので参考程度で。
古いフィルターから交換したら、風量戻った！という当たり前の画像です（爆笑）

夏だけで無く年間を通して使うエアコン。
花粉、空気中を漂う埃やカビ、排気ガス、フロアマットから舞い上がる砂埃、特に冬に多い服からの糸くず。
緑色のフィルターをグレーに染め上げる様な細かな汚れは、オリジナルの網状のフィルターでは取れないです💦

オートバックス東雲店では、このフィルターを販売取付してくれるそうです。
現在改装中で閉店中（車検のみ営業？）のスーパーオートバックス名古屋ベイ店も開店後に販売&取付も出来る様に働きかけされてるそうですので、DIYで交換出来ない方は購入交換が出来るお店が増えると良いですね♪
ディーラーで持ち込み交換されてる方もいらっしゃる様です♪

今回DIYで画像や風量を測りながらで45分程なので、慣れれば30分掛からないで交換出来ると思います☺️