静寂に包まれた社。かつては修験の場としても。国指定重要文化財。
2011年10月24日
金鑚(かなさな)神社は埼玉県児玉郡に位置し、wikiによれば同社の御神体は御室ヶ獄に鎮座している(御室ヶ獄自体が信仰の対象)ため、拝殿のみという古い祭祀形態を伝えるという。
武蔵国ニの宮とも称され、延喜式にも名を残すほど歴史ゆかしき神社。
拝殿もさることながら、豪族により寄進された見事な多宝塔、樹齢600年で郡内最古と推定される椿、地殻変動により生成された鏡岩など、見所も多い。
広い敷地面積や立地条件もあって、また苔むした道や歴史ある多宝塔の存在などから、極めて静謐な雰囲気を有している。
夏場は暑さを避ける格好の憩いの場ともなり得るだろう。(10月半ばの曇天でも寒くはない。)
入場料は無料。
なお、駐車場は鳥居わきの道を入った先にあるので、ご注意を。
近くには金鑚大師というお寺もある。
一人でも、複数人でも、子供連れでもオススメ。
ただし鏡岩は山の中腹にあり、子連れの時は子供から目を放さないようご注意を。
住所: 埼玉県児玉郡神川町字二ノ宮750
電話 : 0495-77-4537