琴平参宮電鉄事実上倒産／負債総額は４９億円

民間信用調査機関の帝国データバンク高松支店によると、琴平参宮電鉄（香川県丸亀市）は１３日までに、高松地裁から特別清算手続きの開始決定を受けて事実上倒産した。
負債額は約４９億円の見込み。

バス事業は、子会社「琴参バス」（丸亀市）に事業承継した上で、今年３月に大川自動車（大川バス、香川県さぬき市）に譲渡済み。
３市４町にまたがる８路線は現行のまま運行する。

琴平参宮電鉄は１９１１年に讃岐電気軌道として創立。
６３年に電車全線を廃止した後も、乗り合いバス・貸し切りバス事業を展開し、２００９年３月期は約１６億２８００万円の売り上げがあった。

だが、観光客の減少や競争激化などで収益が悪化。
さらに過去の不動産投資による金利負担が重荷となっていた中、丸亀市内の所有ビルに入居していた大手スーパーが昨年１０月末で撤退し、賃貸収入が減少した。

企業の存続が困難になったため、今年３月にバス事業を譲渡。
６月には丸亀市内の所有ビルを売却した。９月１８日の株主総会で解散を決議、２５日に特別清算を申請していた。

（四国新聞より）

まだ琴平参宮電鉄って、会社として存在していたんですね・・・・・。
知りませんでした。。。