エアコンのカビ臭対策

冷房を掛けた時に出てくるあの嫌な臭い、夏場のエアコンとは切っても切れない関係のカビ臭です。
これまで対策と言えば、降車後に約10分間ヒーターを掛けて水分を蒸発させるしかなかったのですが、日本車メーカーが純正アクセサリーとして扱っている防カビ剤「Valeo わさびd’air」の存在を知り、これを使い対策できるか試してみることにしました。

先人のパーツレビューにこの「Valeo わさびd’air」が登場して来なかった理由は、エアコンフィルターが対応していなかったことです。
しかし食パンの横に置くだけでカビの繁殖を抑えるという効果は垂涎の的であり、ならばフィルターの横にあっても有効性が期待できるので、試しにフィルターボックス蓋裏面に「Valeo わさびd’air」を付けてみた所、見事カビ臭を抑えられることが確認できました。

しかし無理に押し込んだ形であるため、代わりの防カビ剤を探すことに致しました。

そして約6×6cmの小袋の中に同じわさびの防カビ・抗菌成分の防カビ剤を使用したアズマ工業の「貼るだけ防カビーズエアコン用」を選びました。
これサイズならばC4ピカソのフィルターに対応できそうです。

ご覧の通りフィルターに挟み込んでも無理がありません。
エバポレーターから発生した水分は、下段フィルター右下部に集中しますので、この付近に防カビ剤を挟み込んで最大限の効果を発揮できるようにしました。
ただしこの製品の効果は約3ヶ月ということですので、夏場のシーズン前にフィルターと共に同時交換が最適と思いました。