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たっくん@S660のブログ一覧

2021年12月11日 イイね!

中古車の闇

私のエスロクは前のオーナーさんの情報によると、44Gのカスタムデーターが導入されておりました。もともと九州で販売されていた車でしたが、近所の車屋さんに業者間取引で仕入れてもらい、静岡に運ばれてきた時にはフラッシュエディターは付属されていませんでした。そのため、私はノーマルに戻されているものだと思っていましたが、何となく走りに違和感はありました。

①暖気中はトルクがあるのに、エンジンが暖まってくると低速トルクが低下して何らかの補正がかかっている感じがする。
②アクセルをベタ踏みすると金属音がする。(←ノッキングとは気づかなかった)
③高回転が思った以上に回らない。
④プラグはHKSの高熱価に交換されている。
⑤とはいえ、ノーマルにしては、妙にトルクがある気がする。

燃料はレギュラーを使用していました。また違和感に関しても、汎用エンジンなので、そういう仕様だとあまり気にしていませんでした。



スロコンを導入してアクセル開度を早める設定にして1年ほど乗っていましたが、今回は少しだけブーストをアップさせてみようとRaceChipのサブコンを装着
してみました。



Racechipを装着したところ結構ブーストがかかるため、ハイオクを入れてみたところ、なんと金属音がしなくなり、それがノッキング症状であったということに気づきました。すぐにRaceChipを外して走ってみたら、以前よりも低速からパワーが出で高回転まで回り、これまで発生していたノッキングもなくなりました。

ようは、カスタムデータが入ったままの状態であったが、それを知らずにレギュラーを使っていたため、ノッキングが発生してECUが補正をかけていたことから、走りに違和感が出ていたと思われます。

カスタテムデータが入っているのに、さらにサブコンを導入してブーストアップをさせて乗り続けたらアブナイところでした。中古車販売業者はできる限りノーマルで販売したいでしょうから、フラッシュエディターの機能を知らずにECUのデータをノーマルに戻さず、機器だけ処分してしまった可能性があります。

真実は闇ですが、ハイオクに入れ換えたらノッキングがなくなり明らかにパワーアップしたことは事実なので、RaceChipは使わないようにします。幸い前のオーナーさんから情報を頂けたので気づくことができましたが、中古車を購入される方は気を付けてくださいね。


※これまで私がインプレしてきたエンジン特性などは、ノーマルのECUではなく、またノッキングが発生して十分に性能が発揮できていなかった可能性が高まってきました。そのためあまり参考にならないことをお詫びさせて頂きます。
Posted at 2021/12/11 15:34:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年11月06日 イイね!

S660のオーナーとなり1年 ~S660購入経緯とインプレ~

昨年の11月8日(日)にS660が我が家にやってきましたので、オーナーとなり間もなく1年です。本日はS660の購入経緯と、1年乗ったインプレを長々と書いてみようと思います。


「S660購入までの経緯」

インテグラは鈴鹿サーキットを走るために仕上げました。セッティングも一通り煮詰め、この先自分の技量でタイムをアップさせるために必要なことは、ブレーキングポイントを更に奥まで持っていくことと、オーバーステアが発生しないギリギリのところでコントロールをして旋回性を上げることだと思っていました。

そこは度胸と勇気の領域であり、平凡なサラリーマンである私に車両を破損させた場合の旧車ならではの部品調達の面でのリスク、そして何より金銭的なリスクが伴い、趣味として続けるにはココが最高到達地点であると感じていました。

サーキットを走ればとても楽しい車ですが、一方でドンガラで街乗りは非常に苦痛でした。それでも時々は山道のワインディング走行をして意地で維持をしようと頑張っていました。そこにコロナにより遠出ができなくなり、トドメを刺される結果となりました。

これまでかろうじで維持していたモチベーションがついに限界点を越えてしまい、知り合いにエンジンだけでもいいから売却先を探してほしいと依頼をしました。いくらプレミア価値があると言っても、基本的には価値が高いのはノーマルであり、パワステすら取っ払ったドンガラなので、ボディに価値があるとは考えておらず、レース車両にでもエンジンを移植をして生き延びてくれたらと考えていました。

気長に待とうと思っていたら、その日のうちに買い取り先が見つかってしまいました。やはりパワステがないことがネックとなり、こちらの希望価格よりは安くなってしまいましたが、私の車をチューニングしたエンジン屋さんと取引をされているお店でしたので、価値を理解してもらえると思い売却をしました。

さて、次は何に乗ろうかと考えたときに、私の中ではS660かマツダロードスターの2択しかありませんでした。オープンカーに憧れていたんですよね。

ミッドシップのオープンカーはいいなぁと思いましたが、「軽自動車」であると少し見下していました。まずは実物を見学しようと、私が最も苦手なディーラーに行ってみました。インテグラで行ったら出禁をくらいそうなので、バイクで行きましたよ(笑) 展示車両を見るだけのつもりだったのでアポなしで行きましたが、平日で空いていたこともあり、「せっかくなので試乗してみて下さい」と勧めてくれました。

軽自動車と言うと、我が家にある全く走らない軽トラをイメージしていましたが、S660は低速からターボーが効いてスムーズに加速してビックリ。ドライブを楽しむならごれだけパワーがあれば十分だし、趣味で乗るだけなのでS660に非常に興味を持ちました。

すぐに購入する気はなかったですが、車だけ乗って帰るのは気が引けたので見積もりを出してもらうことに。当時は2020年10月初頭でしたが、営業の方から「納期を確認したら、2021年3月までの生産台数は既に決まっていて、理由は分かりませんがそれ以降の生産計画が立っていません。いま車両を押さえないと、その先の注文では納期は分かりません。」という答えでした。

営業あるあるの「今決めないとすぐ売れてしまう」ではない感じで、何となく「もしかして生産終了!?」という予感がしました。あまりのんびりしていると手に入らなくなるかもと思い、その当時は中古車もまともな価格で出回っていたので、まずは中古車を探すことにしました。


「S660探し」

ノーマルで乗るつもりはなく、そこそこイジりたいと考えていたので、程度の良い価格高めなノーマルより、いじってあるから少し価格安めの車を探すことに。近所の車屋に業者オークションで探してもらいましたが、諸経費を含めると新車価格くらいになってしまう相場でした。車屋にも「程度の良いノーマルを探すなら、新車を購入した方が良いですよ」と言われました。

そんな中、目に止まったのが今乗っているS660です。一通りチューニングされていて、装着パーツの価値等が分かる人にとっては掘り出し物でした。調べてみると前のオーナーさんもみんカラのユーザーで、連絡をしたところ情報を頂けて出所がハッキリしたので、安心して購入ができました。


「ミッドシップの特性」

ミッドシップに乗るのは初めてですが、重心が腰の後ろにあるような感じです。FFのようにフロントに強く荷重がかりませんが、フロントタイヤを押さえつけて走る感覚が染み付いているため違和感があります。コーナーリングも腰の後ろがクイッと旋回する感じで確かにミッドシップが旋回性能に長けていることを実感できます。

一方でモータースポーツ的な視点で見ると、駆動の特性を理解できないまま乗ってしまうと、ハンドルを切れば曲がってしまうため運転がうまくなったと思い込んでしまいます。それはそれで走る楽しみを与えてくれる魅力かもしれません。

最近はABSやトラクションコントロールが装着されて緊急回避をサポートしてくれることで、本当の怖さというものが体感できなくなりました。電子デバイスがない車に乗っていた者からすると、街乗りであってもブレーキングでタイヤとサスペンションに仕事をさせることは非常に重要であると感じています。ECUチューンでパワーアップさせておきながら、アライメントは調整しないでタイヤを片減りさせてしまうような走り方は怖いなと感じます。

ミッドシップは前後の荷重がニュートラルに近い感じでサスペンションとタイヤを路線に押し付けて仕事をさせることを意識をする感覚を養うのには、ちょっと難しい車であるなと感じます。コーナー手前でしっかりとブレーキングをして、旋回中はできる限り前後の荷重をニュートラルにして、出口でグッとリアに荷重をかけて立ち上がるのが良いかなと。サーキットを走ったことがないのであくまで素人の峠レベルでの話です。

特性を理解して乗りこなすにはそれなりのテクニックが必要であり、上級者向けだと感じます。だからこそレーシングカーに採用されているのしょうけど。


「エンジン特性」

トルクバンドは3000~5000回転くらいです。5000以上も回りますが、開発陣も話していますが、スポーツ走行をさせるために「一応回しても壊れないようにしてある」だけのようです。ECUチューンで高回転のパワーを引き出すこともできますが、安全マージンを削ることになるので多用はしないほうが良いと思います。

高回転は加速しないので6000以上は回さないようにして、はやめにシフトアップをしています。しかしそうすると高回転によって得られるエンブレが効かず、コーナーではブレーキをかなり奥まで残す必要があり、立ち上がりのアクセルオンにロスが生じます。レーシングカートのように必殺技で左足ブレーキもありますが、わざわざ峠でそんなことまでする必要はありませんね・・・

フライホイールを軽量化してエンブレを効きやすくすれば、もう少し走りやすくなりそうなので興味を持っています。

しかし、軽自動車としてはエンジンもボディも最高レベルであると思います。特に山道の低速ヘアピンの2速2000回転からの立ち上がりなどは大したものです。ホント乗っていて運転が楽しい車です。狭いからこそコクピットのような、特別な空間を演出してくれているのかもしれません。はやくコロナが治まって遠出をしてみたいものです。1年間で約3000キロの走行でした♪
Posted at 2021/11/06 23:49:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年08月15日 イイね!

車を大切にすること

大雨、コロナ、どこにも行けないので暇つぶしに音楽を聴きながらブログを連続更新(笑)

エスロクに乗り換え、ネットを通じて交流の幅が広がりとても嬉しく思っております。今回はインテグラに乗っていた頃と、エスロクに乗り換えてから見えてきたそれぞれのオーナー層について書いてみようと思います。

DC2やEK9は発売から25年ほど経過していますが、新車で購入をして現在も大切に乗り続けている方も結構いらっしゃいます。当時は若者でも頑張れば買える価格で、排ガス等の規制も緩く今の時代ではできないチューニングもできましたし、電子デバイスも少なくアナログで自分でいじりやすかったです。

思い返せばサーキットを走らせてナンボの車でしたので、かなりのお金をつぎ込んで速いマシンを作るという人もいました。エンジンのチューニングに〇〇〇万円かけたとか、外装にドライカーボンを多用して軽量化したとか。そのマシンを操るだけのテクニックがあれば、すごいなぁという尊敬の眼差しなのですが、ある走行会でのできごと。

ライトチューンしたスポーツカーをサーキットで全開で試乗していいよというイベントがありました。その時、お金をかけてカリカリのマシンに乗っていて、サーキットの常連でやたらと後輩にアドバイスをしたがるような人が自分よりタイムが遅かったんです。プロドライバーを見れば分かるように、本当にテクニックのある人はどんな車に乗っても速いんです。

あれだけお金をかけてタイムもそこそこ出していて、いつもサーキットにいるんだから当然相当なテクニックを持っているのだと思っていたのですが、単にマシンが速いだけだったんだと見る目が変わりました。

そのような人は一部でしょうが、そんな経験をしてから「タイムが良い=テクニックがある」という見方をしなくなり、お金でタイムを買うことはしたくないと考えるようになりました。そしてレースのように使用パーツに制限のある中で、いかにタイムを出すかということを追求するスタイルの方々とお付き合いをさせて頂くようになり、自分も特に足回りのセッティングやデータロガーを活用してブレーキングを見直すなどドライビングテクニックを重視するようになりました。

「あの人ノーマルサスなのに、あの進入ラインからインに付けてスゴイね」
「荷重移動が上手いね」
「タイヤの角までうまく使っているね」

タイムがどうとかより、そんな会話ができるの人との付き合いが好きでしたね。

次にエスロクのこと。

エスロクは2シーター荷室なしという特殊な車なので、用途が限られた趣味性の高い車です。メインカーにはできないので、購入層も子育てが一段落してある程度自由が利く年代の方が多いと思います。

運転が楽しい車なのでノーマルかライトチューンで乗る方、一方でアフターパーツが豊富なのでパワーアップや剛性アップに手を加える方と二極化しているかなと。

私は前者のつもりですが、振動や音は年齢を重ねるとシンドくなってくることが分かりました(汗) とことん追求したくなる性格なので、街乗りとサーキットの両立は難しく、街乗りなら街乗りだけ、サーキットならサーキットだけにしておかないと、街乗りができなくなってしまったインテグラの二の舞いになりそうです。

ただエスロクはスポーティーであり、タイプRのようにレーシーではないということは念頭に置いて一線を超えないようにしています。汎用エンジンを使いながらもクイックなハンドリングでワインディングを楽しめるのがエスロク。全開でサーキットを走らせることもできるように開発、設計されているのがタイプR。これまでさんざんサーキットを走ってきたので、エスロクは優しく扱おうと思います。

生産終了に伴いエスロクにプレミア価値がつき、さらに若者は手を出しづらくなり購入できるのは年代が上の方です。しかし乗降性の悪さから加齢とともに手放す方も今後増えて数年後には市場は落ち着くかなと思います。お金はあるけど体力が無くなっていくところは、リターンライダーと同じ位置づけのような感じです。

また最近はSNSで海外でエスロクに乗られている方も目にするようになり、今後ガソリンエンジンのスポーツカーは希少となっていきますので、海外のバイヤーが高値で買って海外に流れていくかもしれませんね。

少し前に会社経営をしている裕福な方が私のエスロクを見て、自分も欲しくなったとエスロクを購入されました。その方はバイクやら車やら何台も所有していますが、台数が多すぎてほとんど動かしておらずコレクション状態なんです。自分ではメンテナンスができず、そういう話をしてもチンプンカンプン。

人生の成功者だからこそ好きなことにお金を使えて羨ましい限りですが、そういう人と付き合うよりも、毎月一生懸命働いて貯めたお金で、新しいパーツを購入できたと嬉しそうに話してくれたり、自分でオイルやタイヤ交換をしたいから教えてほしいと慕ってくれたりと、自分の車をすごく大切にしている人との付き合いを大切にしたいです。

私が平凡なサラリーマンなので、エスロクを購入できたのはインテグラの売却資金があったから。何もない状態からでは購入する候補にもならなかったでしょう。なのでチャンスを掴めたと思い、流行などに流されず大切に所有し続けようと思います。



ガレージにはインテグラの形見をお守りとして飾ってあります。

就職して初めての給料で憧れだったインテグラを購入しました。その後今の嫁さんと出会い、嫁さんを乗せてサーキットに通ったり、結婚後は娘を乗せて近場のドライブもしました。何よりも鈴鹿を思いっきりインテグラで走れたことが良かったです。



そしてエスロクにバトンタッチ。次は娘が免許を取った時に娘の運転でオープンドライブに出かけることが夢です。ただ既に娘2人は私の車に興味なし。はたして夢は実現するのやら(汗)

ということで、久々の更新でした。次はいつになることやら・・・・
Posted at 2021/08/15 13:03:00 | コメント(2) | トラックバック(0) | プライベート | 日記
2021年08月14日 イイね!

どこにも行けないよー。

どこにも行けないよー。エスロクに乗り換えてから約9か月が経ちました。コロナでどこにも行けず近所をドライブする程度で、購入してから2500キロくらいしか乗れていません。

その間も、新しいパーツをいくつか導入したので久々に更新しました。あまり他人とカブるのもなぁと思い、外装はメーカーは統一せず好きなデザインを選択し、純正のボディラインを生かして仕上げました。

インテグラに乗っていた時は、とにかくサーキットを速く走ることができれば街乗りを犠牲にしても構いませんでした。しかしサーキットの趣味を引退して、さぁ街乗りをしようとしても不便でしかありませんでした。

とにかくサーキット専用車として仕上げたことには大変満足していたので、インテグラを街乗り仕様に戻すために、例えばバネを柔らかくしたり、擦らないように車高を上げる、ロールバーを外すようなことはしたくありませんでした。そのため現状維持でサーキットを走らせてくれる方に乗ってもらいたくて手放すことにしました。

そんな経験をしたから、エスロクはドライブやワインディングを楽しむまでに留めようと思い、パワーアップや剛性アップ系のチューニングには、いまのところ手を出さないようにしておきます。



この車は初期の年式ですがボディは非常に綺麗です。手を加える必要はなかったのですが、この状態を永く維持できるようにコーティング屋さんで全面磨き直してもらい、ボディ、ガラス、ホイールと全てコーティングをしました。

おかけで、水をかけると汚れはツルッと落ちてシャンプーを使う必要がなく、メンテナンスが楽です。



コロナが落ち着いたら、遠出をしたりSNSで交流させて頂いているオーナーさんなどとお会いできたらいいなぁ♪
Posted at 2021/08/14 14:09:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年11月21日 イイね!

元FF乗りによるS660のインプレ

S660に乗り換え、ワインディングと高速、そして街乗りなどをして450キロほど走行しましたので、そろそろインプレを。



これまではサーキット仕様のインテグラタイプRに乗っていたので、マニアックな視点からのインプレとなり、あまり参考にならないと思います(^^;)

「エンジンの使い方」
S660はターボなので、アクセルを強く踏み込まないとブーストがかからず、アクセルの開度で加速を調整するのにはまだ慣れていません。また低速域からトルクが発生するタービンの仕様となっているため、インテグラのように高回転で回しても加速せず、ガンガンサーキットを走らせるのには向いていません。660ccですしね。

街乗りでアクセルを踏み込めばグッと気持ちよく加速する味付けになっていますので、3000~5000回転域で上手くブースト圧を掛けて走るのが楽しいと思います。

スポーティであってレーシングではない。と、割り切ることが必要です。特にエンジンをチューニングをしてパワーを上げる予定はありません。

「足回り」
ボディにガツガツ衝撃が来ます。インテグラはダブルウッシュボーンなので剛性が高い一方、サーキットでしっかりロールを効かせる走りをしないとサスペンションの動きの把握が難しかったです。S660はストラットなので構造がシンプルで、街乗り程度でも足の動きが分かりやすいです。キャンバーも簡単に変更できるのでイジる楽しさはあります。

アライメントをしっかりと調整すれば、ワインディングならインテグラと遜色ない走り方ができます。



「荷重」
FFはフロントタイヤに荷重をかけてリアを引っ張ったり振り回す走り方でしたが、ミッドシップは背中あたりに荷重がかかる感じです。フロントが軽いので進入はクイックです。フロントにキャンバーを付けてグリップ力を高めてみましたが、コーナリング中は前に押し出される感じで、横GもFFよりも少なくミッドシップがスポーツカーに向いていることが分かりました。

「剛性」
S660はオープンカーのためピラーで剛性を稼げない分、縦の歪みが大きいと感じます。ボディ下にはクロスバーなどが張り巡らされているので、横の歪みはそれほどないと思います。なので将来的に縦の歪みを解消できる補強材を入れたいと思います。



「総評」
街乗りやワインディングを楽しむ車であって、サーキットをガンガン走らせる車ではありません。街乗りなら十分なパワーと剛性があると思います。S660という乗り物であって、コペンやロードスターと比較するのはやめましょう(笑)

軽自動車規格の中で、よくこのような車を作ったな、ホンダさん。と感じます。小さくてすれ違いは楽で小回りも効きますが、後ろは全く見えません。荷物も全く乗りません。そんなぶっ飛んでいる仕様がマニアックで気に入っています。

走りを追求するために快適性は犠牲にされていると思います。室内も身長が160センチ台の小柄の方なら問題ありませんが、175センチ以上の方は足も頭も窮屈だと思います。価格も軽自動車としては高めですが、それだけコストがかかっていることは運転してみると分かります。

私は気に入りましたが、万人受けする車ではないので一度乗ってみたいけど数年で乗り換えるという方が多いでしょう。今年はS660が販売されてから5年目、ちょうど2回目の車検の時期となり手放す方が多いようで中古車が増えてきました。そして一時期よりも街中でも見かけなくなった気がします。

目新しさや流行に流されず、本当に好きな人はずっと乗り続けると思います。オープンカーは青空を眺めながら運転ができ、ヘルメットで視野が制限されるバイクにはない楽しさがあります。

自分好みのパーツに交換してカーライフを楽しんでいきたいと思います。
Posted at 2020/11/22 00:31:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドラテク・セッティングetc | クルマ

プロフィール

「車検の準備 http://cvw.jp/b/185110/42406079/
何シテル?   01/13 22:28
穏やかな性格で、マイペースに趣味を楽しんでいますが、 かなりマニアック路線です。 やっていることと乗っている車は、性格と真逆であると 周りから言われま...
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