リアにハイブリッドデフ組み込み(デフ玉交換編)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
デフ入れ替え時に一番の難作業、デフ玉にベアリングの圧入ですが…
いつもの如く漢のハンマーで叩き入れ…(笑)
が、デフ玉本体とツラまでは入るのですがツラから数ミリが入らない…(汗)
(作業は前後しますが)写真は取り出した純正のデフ玉です。
良く見るとベアリングが本体のツラから2mmぐらい入り込んで、ベアリングの外側とツラになっています。
(この外側の部分を叩くとベアリングが壊れるので、ここを叩くのはNG)
デフ玉本体の外径が40mm、ベアリングの外側の内径が50mmぐらいなので、その間に入るパイプを探さないと行けません。
2
で、ガレージ内で見つけたのがフレキパイプの樹脂のジョイント…
圧入のコマに丁度良いサイズです(笑)
が、内径がデフ玉本体とジャストサイズ過ぎて叩くと微妙にずれて上手く入りません(汗)
(ドンピシャで中心にパイプを置かないとデフ玉本体に引っかかってベアリングを押せない)
ここで叩き入れを諦めました(汗)
3
やはり圧入しないとな〜(汗)
と言う事でホームセンターで適当に材料を購入、作り上げた簡易圧入治具…(笑)
材料費はちょうど千円…(爆)
これをLSDのドラシャが通る間に通して、インパクトで締め込みます(笑)
ちなみに…
これ用に油圧のハンドプレスの購入も検討しましたが…
恐らく今回の作業でしか使わないし、自分の仕事で使う場面も思い付かない(使うなら経費に出来る)ので、見送り…(汗)
4
で、インパクトで締め込んだ後の写真…
上手く奥まで入り込んでいます(笑)
(コマの先端がはちょっと削れたぐらい)
叩き入れる時よりもあっさり終了…(笑)
(あの苦労はなんだったんだ?)
5
リテーナー回しの工具を購入したので、これを両方緩めて取り外します。
その前に緩み防止プレートをとっておきます。
このリテーナーの締め込み具合で、デフ玉の位置が変わりバックラッシュの調整が出来る模様…
(R180のデフは両サイドにシムを入れ込んで調整するようで、そう言う意味では調整は楽)
6
リテーナーを外す前に両サイド共マーキングと出代を測っておきます。
(これがデフ玉交換後の基準になるので)
7
ハイ、ご開帳して純正デフ玉を摘出…(笑)
とりあえずパーツクリーナーで綺麗にしときました(笑)
8
取り出した純正のデフ玉…
(いわゆるオープンデフと言われる物)
新品を買うとそれなりなお値段がすると思われますが、ヤ⚪︎オ⚪︎で流すと恐らく1円も値が付かないと思われます(笑)
(純正のオープンデフとか需要が無いかと)
9
これが交換するクスコ製のハイブリッドデフ…(笑)
順番が前後していますが、これに冒頭のベアリング圧入をかましています。
ちなみにベアリングは新品を用意しています。
純正デフ玉に付いているベアリングを再利用する事も出来ますが、抜き取るのも難儀だし工具を別途用意しなくければ行けないので、新品を買った方が早いかと…
リングギアも移植します。
リングギアを止めているボルトもそのまま使用…
リングギアは(皆さんやっている様なので)念の為ロックタイトを塗り、インパクトで締めました。
でもリングギアを固定している純正ボルトを見ても、ロックタイトとかを塗ってるような感じはしないんですよね〜(汗)
(自動車メーカーとしては必要無いと言う判断?)
10
新しいデフ玉を入れて、両サイドのリテーナーを締め込んでいきます。
とりあえず、最初のマーキング位置まで締め込んで、バックラッシュの調整をしようとしましたが…
両サイドのリテーナーをどう弄ってもバラす前に測定した値(0.2mm)前後にしかなりません…(汗)
え?
そんな物なの?
11
光明丹で歯当たりを見て…
ウ〜ン、良くわからん…(爆)
もう分かりませんので、当初のマーキングの位置でリテーナーを固定して蓋をしました(笑)
壊れたら、その時考えよう…(爆)
12
念のため「2024 2月 LSD」と記載…(笑)
(入れ替え時に間違え無いように)
何年か後に、ヤ⚪︎オ⚪︎に流したりして…(爆)
車に載せるのはまた今度…(笑)
(載せるのだけはお店に頼むかな〜)
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