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2024年06月24日

【メモ】今さら聞けない「リアフォグランプの正しい使い方 」

【メモ】今さら聞けない「リアフォグランプの正しい使い方
」 リアフォグランプとは?
リアフォグランプって何?と思われた方もおられると思います。

まずはリアフォグランプについて説明したいと思います。

どんなものか?下記の画像の様なものです。



車種によって形状や取り付け位置、大きさや明るさなどは微妙に違いはありますが、リアに赤くテールラップよりも明るい赤色で点灯するものです。

リアフォグランプは日本の保安基準で後部霧灯と呼ばれていて、道路運送車両法の保安基準で『照射光線は、他の交通を妨げないもの』『光源35W以下、大きさ140平方センチメートル以下』『数は2個以下』『灯火は赤色であること』が明記されています。

つまり"何でもいい!"というわけではなく、決められた範囲での取り付けが定められた部品となっています。


リアフォグランプとは何の為にあるの?全ての車にあるの?
リアフォグランプとは濃霧や吹雪などで視界不良が起こった際に、後続の車に自分の車の位置を知らせる為の装置です。

その為、テールランプの尾灯はもちろん、ブレーキランプの明るさよりも更に明るい仕様になっています。

つまり通常走行時には全く点灯させる必要のないランプなんです。

このリアフォグランプは全ての車にあるの?と思われた方もおられると思いますし、車に興味のある方なら"そんな訳ない!"と思われた方もおられると思いますが、実は日本では一部車種に装着されていたり、オプションで寒冷地仕様のセットの中に含まれていたりします。

ですが、欧州では濃霧が多いという観点からなのか、1970代以降の全ての車に義務化されて搭載されています。

日本では搭載されている割合としては多くはなく、4WD車などオフロード車などを中心に標準装備されているものもあります。

しかし意外にも日産のフェアレディーZやGTRには標準で装備されています。
こちらはスポーツ走行時に必要になることを想定して標準で装備されているそうです。


なぜリアフォグランプを晴天時に点灯させるのか?
こちらは正直なところ点灯させている本人に聞いてみないとわかりませんが、一つ言えることは"フロントのフォグランプの様にフォグのスイッチが入れっぱなしで点けているのを忘れている!"という様なことではないということです。

どういうことかというと、フロントのフォグはスイッチをONにしておくと、イグニッションスイッチと連動して作動します。

つまり、一度入れたものをそのままにしておくと点けているのを忘れているという方もおられると思います。(フォグランプの点灯表示灯などは点いているので分かるとは思うのですが…)

対してリアのフォグの点灯のさせ方はフロントとは違い、各社変わった方法で点灯させる様になっています。

リアフォグランプは、 前照灯またはフロントフォグランプ点灯時にのみ点灯でき、かつリアフォグランプだけ独立して消灯できる構造でなければならず、 前照灯やフロントフォグランプが消灯している状態で、テールランプが点灯しているときにリアフォグランプが点灯しない、テールランプ消灯後に再び 前照灯やフロントフォグランプを点灯させても、リアフォグランプはそれに連動して自動で点灯しない構造になっています。

なら、どうして晴天時に点灯させているの?
理由は定かではありませんが、おそらく『点灯させることで目立つ!』と考えていたり、『かっこいい!』と思っているのではないかと思います。
もしくはあえて後続車に眩しい思いをさせて喜んでいる愉快犯的な考えのどちらかではないかと思います。

なので、晴天時に意味もなく点灯させて走っている車に遭遇した際には、車間距離を十分に取るなどしか方法はないと思います。


まとめ
今回のリアフォグランプをなぜ晴天時に点灯させて走行しているのか?

理由は先ほど推測した感じなのではないかな?と思うのですが、何にせよきちんとした理由は存在しません。

これだけははっきりしているので、点灯させている人は自己満足か自己中心的な人か点灯させても周りに迷惑をかけてない!という空気の読めない人のどれかです。

そんな車の後方についた時には先ほども述べましたが、眩しい場合には車間距離を空けるなど自身で防衛するしか方法はない様です。

たまに『なぜ向こうが悪いのにこっちが防衛しないといけないんだ!』みたいな発想をする方がおられますが、冷静になって一番得策だと思う方法で対処することが一番ではないか!と考えてみてください。

相手の為ではなく、自分自身や家族の為です!『君子危うきに近寄らず』『損して得取れ』の精神で自身の感情をコントロールして安全運転でいきましょう。

もちろん晴天時にリアフォグランプを点灯させている人は、直ちにその行為をやめるべきだということはいうまでもありません。


★こちらから抜粋:https://prius.space/uncategorized/great-annoyance-rear-fog-lamp-when-not-needed-why-not-when/


💡余談
晴天時に点灯していても今のところ取り締まられる事はありませんが、過去に「霧も出てないのにリアフォグを点灯したまま走行すると周りの迷惑になるので点灯を控えてください」とパトカーに注意されていた車を見かけた事がありました。取り締まれないのは、戦後から道路交通法があまり変わってない背景があるから、現代では注意のみなんでしょうね💦

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Posted at 2024/06/24 11:08:58

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この記事へのコメント

2024年6月24日 11:29
以前乗ってた丸目インプレッサが寒冷地仕様でリヤフォグ装着車でしたが、スイッチの場所がフロントのフォグランプと、フロントガラスのデアイサーのスイッチと隣同士で、尚且つ3つとも同じ形状のスイッチ、場所も右膝の上あたりの見えにくい場所にあるので、手探りでフロントガラスのデアイサーを作動させようと操作して何度か押し間違えてリヤフォグを点灯させてました(´・ω・`)
リヤフォグの点灯状態もメーターには表示されないので、運転中にスイッチを覗き込まないと押し間違えに気づかず点けっぱなしになると言う(´・ω・`)
あれ?なんかフロントガラスのデアイサーが効いてない感じ?って思って信号待ちでスイッチを覗いて、デアイサーじゃなくてリヤフォグが点いてるじゃん!みたいな(´・ω・`)
コメントへの返答
2024年6月24日 14:16
なぜメーカーは、フォグランプスイッチはヘッドライトスイッチ付近に、デアイサースイッチはエアコンスイッチ付近に付けなかったんでしょうね、と装着位置の背景を考えた場合…、最初は付ける予定が無い状態で車両開発をしたので、後で欧米モデルでもリアフォグのパーツ作ったことだし、って事で日本車側にも後発で付けちゃおうか!的に寒冷地仕様が生まれたんでしょうね👶

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