純正流用でパワーウインドウ化(運転席側)

使用頻度が高い運転席側はタウンボックス用レギュレーターで逝きます。
赤○の部品がオートストップ機能等のセンサーですが純正運転席スイッチ(コントロールCPU内蔵）とセット配線で無ければ作動しません。今回はこの部品を外しモーターの２線の大陸仕様で逝きます⁉
このセンサーを使用した純正仕様のﾊﾟﾜｰｳｲﾝﾄﾞｳ化も後日行ってます。そちらもご覧下さい。https://minkara.carview.co.jp/userid/201345/car/2422575/4454715/note.aspx

外した手動レギュレーターと比較します。

モーター部の取付穴がまるで違います
(赤□の４角)。
モーター本体も干渉します(橙線部)。

ドア側に穴開けと板金加工が必用です。

A～A'・B～B'のレールの部分は同じです。

モーター廻り(緑〇部)の加工は少々ヘビーでしたが、その他のA・A'・B・B'の固定箇所はポン付けでした。B・B'のレール取り付け後、モーターに電源を仮接続して動かしA-A'の位置でガラスを固定します。
aa'b点が各レール上を移動するのに連動してガラスが上下する仕組みです。
音が静かで動きも軽やかです。がっ！上限超でスイッチ押したままだとガッガと大きな音が出ます。

やはり上限ストップ機能は必用です。
5極リレーとプッシュスイッチ（自動もどり）で上限ストップ機能を考案しました。

5極リレーの無電時接続・入電時切断の機能を使います。
ウインドウモーターが作動中で上限リミットスイッチが押されるとリレーに入電し、モーターの電気を切るという仕組みです。

上限で待ち構えるリミットスイッチにL型ステー(ガラス固定用のビスA'に固定) がタッチし停止します（全閉時停止）。微妙な位置調整にパッキンを挟んでます。
全閉時のリミットスイッチは押された状態ですが、パワーウインドウ無作動時は無電なので5極ﾘﾚｰは接続側です。その為下降側に通電可能です。ガラスが少し下がれば自動もどりの上限リミットスイッチは切れ、接続状態は維持され下降動作が継続されます。

運転席側には助手席用のスイッチも付いてます。その為こちらの配線が完了するまで助手席側での操作はできません。
全ての配線が完了し、左右双方の動作が確認できたので、内貼りにスイッチを付けて取付ました。

手動レギュレーターが撤去された穴は備え付けの小さなカバーで塞ぎました。

ガラスマークが光るので暗くても見えます。パワーウインドウの電源は強力なバッ直接続です。エンジンがかかっていない時は消灯（節電）したいので、イグニッションで接続するようにリレーを組みました。
良く見るとガラスマーク上下反対です。
モーターの２線を入れ替え、スイッチを180度回して直しました。後付けパワーウインドウ取付(大陸製)と関連したサ行なのでそちらも参考にしてください。http://minkara.carview.co.jp/userid/201345/car/1898782/3124213/note.aspx

イグニッションを何処から取ったか、グローブボックス下のヒューズボックスのフタを使って説明します。
ご覧の６番(デフォッガー用で15Aのイグニッション導通です)、このヒューズから電源を取り出して、リレーを組みました。
乗換後のミニキャブではスイッチ・配線等全て純正仕様でパワーウインドウ化しましたのそちらもご覧ください。https://minkara.carview.co.jp/userid/201345/car/2422575/4454715/note.aspx