
6月27日 ⑦からの続きです。
奈良県立万葉文化館のレストランで早めの昼食にしました。明日香野菜カレーにするつもりが...ついカツカレーに^_^;
文化館から車で5分ほど。
国営飛鳥歴史公園 石舞台地区駐車場(無料)に車停めます。
石舞台古墳(300円)蘇我馬子の墓だろうとのことです。
(蘇我蝦夷は子。
蘇我入鹿は孫)

ちなみに↑↓の写真は外から撮っています。石室に入ったり触ったりしなくてよい人は外から見るのもアリですね。
石室内です。大きさがすごいです。
教科書の写真でしか見たことがなかったので、見て触って大満足です。

(ちなみに登るのは禁止です。)
石舞台古墳から10分ほど走りました。多武峰第1駐車場(無料)です。

端っこにしか車が停まっていないのは、体も頭もおかしくなるぐらい暑いからです。
ほぼ無風で前日の雨もあってかムシムシきつかったです。
峯の塔

中臣鎌足の子、藤原不比等にゆかりがあるみたいです。
談山神社 拝観料600円
槻木の広場の蹴鞠会で出会った中大兄皇子と中臣鎌子が、この神社の裏山で蘇我入鹿を殺害する談合をしたと言い伝えがあります。
本殿には中臣鎌子が祀ってあります。
中大兄皇子が天智天皇となったあとも側近として仕え、亡くなる前日に「藤原」の姓を賜り、平安時代に強大な権力を誇った藤原家の祖となりました。享年56。
阿武山古墳(大阪府茨木市)に埋葬されたとされていますが、遺骨の一部は多武峯山頂に改葬してあるということです。
拝殿には靴を脱いで上がります。(靴袋を受付でもらえます)
よく見る
乙巳の変の巻物がここで見れます。

※拝殿内も撮影可
飛鳥板蓋宮の大極殿にて

登場人物 左から
皇極天皇 奥でそそくさと退いている女帝(斉明天皇)
中臣鎌足 この距離で弓って...
中大兄皇子 実際には一太刀で首を切ってはいないです
蘇我入鹿 首が飛んでいるのは通説に忠実だから
佐伯子麻呂と葛城稚犬養網田(どちらか調べきれず。この後、二人とも出世したようです。)
※江戸時代に書かれた絵巻物なので時代考証が甘かったのか、服装が平安時代風になっているのは愛嬌です。「ベルサイユのバラ」は時代背景がフランス革命なのに服装がナポレオン時代みたいなもの!?やっぱ映えは重要ですね^-^
首は飛鳥寺の首塚まで飛んだことになっています。
蘇我入鹿の胴体は甘樫丘の蘇我蝦夷のもとへ届けられます。
拝殿を少し下って観音堂へ。
受付で「6月7月限定で秘仏特別開帳しているので観音堂も行ってみてください。」と言われていました。
観音堂です。
『談峰如意輪観音菩薩坐像』

こちらも靴を脱いですぐ近くで見ることができます。
素晴らしい造形でした。
私的にはメインの目的の十三重塔
十三重の塔は国内唯一
ここで不思議体験です。
十三重塔の写真を撮るのに定番スポットがあります。事前にネットで調べていて、だいたいの場所を把握していたので塔の位置を確認しながら、そちらへすたすたと歩いていた時。
少し後ろを歩いていたカミさんが急に声を上げて立ち止まりました。
カミ「え!?なに!?」
私「ん~どしたぁ?」(早くスポットに行きたい。)
カミ「急に何かぞわってした。何かある??」
私「......」
ああ。まさかな。
思い当たる場所があります。
位置までは押さえていませんでしたし、案内板もないし、建物の影に隠れているので素通りしていました。(ようするに調べていたのにすっかり忘れていた。)
カミさんがいるところまで戻り「こっちだね。」建物の裏手へ案内します。
龍神社・龍ヶ谷の古代「岩くら」
「人ではないものを祀っているので、言葉が通じないからちゃんとした態度で挨拶しようね。」
真面目にきちんとご挨拶したところ、気持ちが届いたのか優しい風が通り抜けました。カミさんは号泣しています。「呼び止めてもらえた」と。
ここを神社最大のパワースポットと紹介する人も居ますし、神社案内でもパワースポットと書いてあります。が、私はそういうパワースポットで力もらったとかお願いごとが叶ったとかないので、あったらいいなとは思っていますが、自分が体験したことがないので信じていません。
さて、私はここでパワーをもらえたのかどうか。
で、定番スポット(スマホ台あり)からの写真はこちら。

紅葉の季節や雪の季節の写真がネットに沢山あがっていますが絵になりますね。
ここで「奈良」の旅は終わりになります。
①から見ていた方のなかには気がついた方がいらっしゃるかもしれませんが、アップした写真に私以外の観光客が写り込んでいません。平日、更に雨天が絡んだ行動だったので観光客が非常に少ない状態でした。これは狙い通り。
でも飛鳥(明日香)はあまり人気ないのかもなぁと。これはちょっと残念な感じです。マニアック過ぎるのかな?
あと奈良盆地を車で走っていて気がついたこと。
駐車場から出るとき、右折時、またすれ違いが厳しい道などで、すぐに譲ってくださいました。走っている車の方々が余裕のある運転しているし、周りの車の動きがよく見えているのかなと思いました。
今回、行けなかったところもあるし、また来たいと思います。
で、旅はまだ終わりません。次の目的地に移動します。
⑨へ続きます。
Posted at 2025/07/07 21:25:08 | |
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