エブリィバン　KENWOOD KFC-RS171　取付

エブリィバン。無駄を省いて洗練された車。

この画像はPC標準装備の臨場感あふれるエクストリームAUDIOシステムです。どんなに金を掛けようが、このシステムから奏でられる昭和のレィディオ風な温もりを再現できない完成されたカーオーディオです。
特攻野郎Aチーム風に言うと、FM？CD？だから何？ってなくらいの勢いです。

さて、困った事にこのシステムは、DINボックス内でAMの受信からスピーカー出力までを賄っている訳ですから、バックのコネクターには電源セット位しか来てないんですよ。つまり、ワゴンクラスとは違うハーネスで、わざわざスピーカーケーブルを省いた専用コネクターを使っているんです。
これで経費削減に寄与しているのかな？軽バン売り上げナンバーワンなのだから、ハーネスの一本でも専用設計したほうが安上がりになるのかも知れません。

オーディオはDIN内で完結しちゃってるシステムなので、当然、ドアスピーカーも標準で欠落してます。スピーカーが無いのだから、こちらも当然ケーブルなんて這わしても仕方ないのでしょうね。
仕方ないのでドアパネルを外し、ビニールを円にくりぬき、スピーカーケーブルを通線します。（20mで820円）

そういえばエブリィはワゴンもバンもモニター径の標準は16cmですよね。
そこで、17cmスピーカー付属の、この画像を見て下さい。

価格com調べですが、今回取り付けたKENWOOD RSシリーズ
16cmのモニターの最安値、4,179円
17cmのモニターの最安値、3,822円

17cmの方が安く、汎用の取付けブラケット付きです。
対して、高い割に16cmには付属のブラケットが付いて来ません。

17cmの方が安くて色んな車の取付に使える付属品が付いてくる訳です。
何か騙されたような気がしながらも、17cmのKFC-RS171の方を買って取付ました。

取付に際し、ドアの穴開け等は不要です。
空いてる穴にネジをブチ込んでブラケットを留めるだけです。

なんかエブリィドアにはトヨタ用のモニター取付マークがあるんですが、そんなものはRS171付属のブラケットには全く関係ありませんでした。
この取付ブラケットを穴に合わせて回転させてやると、3つの穴が合うのが解ります。そこにボルトを挿し、ナットで絞めてやればブラケット取付完了です。
構造上、ナットを抑えてボルトを回して取り付ける事になると思うので、充電インパクトドライバーや充電ドリルドライバーなどがあると、作業が捗ると思います。自分もインパクトでガガガッと絞めちゃいましたが、ここでのネジの手回しは大変なんじゃないでしょうか。

さて、ユニットを取り付けてFMに合わし、音が出たのを確認できたので終了です。
今回のユニットは好きな曲が聴ければいいや的な取りあえずの間に合わせなので、10年落ちのソニー製CDオーディオですが、近いうちに2DINタイプの曲ファイルが聴けるヤツに更新します。

KFC-RS171取付後の感想ですが
高音域は安っぽいなりにそれなりです。4,000円しないし！
低音域はバモスの純正に劣り、あんまり聞こえません。まあ4,000円しないから！

なので、コンパクトな設置型サブウーファーの購入を検討中です。
「安かろう悪かろう」昔の人は良い言葉を遺してくれました。
見た目、カーボン調のコーンで何か秘めてそうな雰囲気を感じていたんですが気のせいだったようです。
普通の値段なりのスピーカーでした。