三十代最後の南アルプス

GW後半の４・５で、南アルプス鳳凰三山と言われる山のうちの二つ、観音岳と地蔵岳に登ってきました。
登山口は山梨県側の御座石鉱泉からで、標高２３００mほどにある鳳凰小屋横でテントを張り、翌日、そこからニ山を周遊してきました。

天気は特にメインの2日目に快晴に恵まれて、富士山の次に高い北岳を含む白根三山や甲斐駒ケ岳、仙丈岳などを間近に眺めながらのスカイウォークを楽しめました。

高山は久しぶりでしたけど、いやあ良いです。真っ青な空に雲が手の届きそうなところを流れていく。絶え間なく聞こえる小鳥のさえずり、谷からどうっと吹き上げる風。
これがあるから荷物の重さに息上がり、腐れ雪に足を取られても、また来てしまうんですな。。

でも1泊2日で標高差１７００mの登り降りは本当にキツかった。
特に初日、延々続く単調な急登と、２０００mを越えてからの、油断すると股までもぐる腐れ雪に、想像以上に体力を消耗してしまい、今の自分のコンディションではこれが限界かな。
ひょっとすると夜叉神峠から縦走したほうがまだ楽だったのかも。結果論ですけど。


登山口の御座石鉱泉。駐車場は公営で無料。


4日の朝方は平野部は晴れたが、山の上はガスが巻いていました。


小屋近くまで来てようやく目指す地蔵岳が。


この日のテント場は大混雑！


翌朝は快晴。期待が高まる。


雪渓の急登をじりじりと登って行く。


【次ブログへ続く予定】